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HOME   »   その他のスポーツ  »  [綱引き] 2013年 全日本綱引選手権大会
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 3月9日のNHK・BS-1で、全日本綱引選手権大会が放送されました。この大会は、1981年から始まっています。NHKの放送がいつから始まったのかは知らないのですが、たまたまチャンネルを回して見始めてから、相当の年月が経っていますので、放送も20年以上続いているのではないでしょうか。
 年に一度のお楽しみです。

 「綱引き」といっても、当然ながら本格的です。私がテレビ放送から学んだ主なルールを列挙します。
① 8人1チームで競技します。但し、1チームは10人で構成されています。2人が補欠という形ですが、対戦ごとに選手の入れ替えが可能です。
② 8人の合計体重の上限が決まっています。現在は、男子は600㎏未満、女子は500㎏未満です。体重計量は、大会当日の朝行われます。
③ 競技は、1本の綱を両側から引っ張り合い、相手チームを一定のラインまで引き込めば、そのゲームの勝ちとなります。そして、2勝先取したチームが、その対戦の勝ちとなります。
④ 競技中に、選手が床にお尻を付いている時間が長いと「反則」となり、反則3回で、チームが負けになります。

 当然ながら、より細かいルールがありますが、以上の4項目で概ね競技を楽しめると思います。

 単純に見える競技には、よくあることなのですが、とても微妙で繊細な競技です。例えば、引っ張り合っている時の綱の水平位置が、チームにより、あるいは作戦により、高かったり、低かったりします。

 また、始めの声と共にぐいぐいと引くチームもあれば、相手チームに引かせておいて疲労を待ったり、相手チーム全体のバランスが崩れるのを待って、引き始めるチームもあります。

 準決勝以降のレベルの高い試合になると、様々なテクニックが使われます。メンバーの入れ替えもありますし、並ぶ順番の入れ替えも行われます。相手チームの得意戦法や、先頭のプレーヤーの体格などが考慮されているものと思われます。

 また、男子には体重560㎏級と600㎏級がありますが、全日本綱引選手権大会は600㎏で行われます。やはり体重は重い方が有利なので、普段560㎏級で戦っているチームは、この大会では不利なのだそうです。その不利の理由が面白い。

 例えば、560㎏級のAチームも、この大会に向かっては体重を重くしてきます。各選手が太ってから大会に臨む訳です。一方、600㎏級のBチームは、普段はオーバーしている体重を減量して試合に臨むのだそうです。そして、計量の結果、560㎏級のAチームの合計が595㎏、600㎏級のBチームが590㎏であったとしても、やはりBチームの方が有利なのだそうです。何故かというと、Bチームの選手は、朝の軽量の後、沢山食事をして8人合計で30~40㎏太るのだそうです。
 結局、Aチームは595㎏で試合に臨みますが、Bチームは620~630㎏で試合に出場して来ますので、Bチームの方が有利というわけです。

 2013年の大会、女子はマドラーズ大阪チームが優勝しました。これで7連覇です。女子については、現在はマドラーズ大阪の時代ということになります。
 一方の男子は、長野県の進友会チームが優勝しました。進友会も2年連続6回目の優勝ということですから、男子については進友会チームの時代ということになります。進友会チームは、まず相手チームに引かせて、しばらく耐えてから引くという戦法を得意としています。この大会の決勝1回戦も、3分18秒という長い時間をかけて勝ちました。

 ところで、スポーツ好きの方ならご存知だと思いますが、綱引き競技は、昔オリンピック種目でした。1900年の夏季オリンピック・パリ大会から、1920年のアントワープ大会までの5大会で採用されています。
 金メダル獲得は、イギリスが2回、アメリカとスウェーデンが1回ずつ、そして混合チームが1回獲得しています。

 バレーボールやバスケットボール、ウェイトリフティングといった競技が、まだオリンピック種目ではなかった1900年パリ大会の時、綱引き競技はオリンピック種目だったのです。現在では、綱引きをオリンピック種目にという声は、聞かれません。一度、オリンピック種目から外れてしまい、世界的な人気が無くなってしまうと、なかなか復帰するのは難しいということなのでしょう。

 レスリング競技も、油断は禁物ということでしょうか。

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2013年全日本綱引選手権大会   綱引はオリンピック競技だった。  
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