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HOME   »   スポーツ共通  »  「強くなるのが難しい心持ち」のプレーヤーを鍛える方法は?
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 このところ、様々な競技で「暴力沙汰」が発生しています。

 もとより、「暴力」は一切許されるものでは無く、本ブログでも、「殴る・蹴る」といった行為を併用するトレーニングでは強くなることは出来ない、と書いてきました。

 一方で、「暴力沙汰」に関して、別の種類の情報も明らかになって来ています。

 例えば、大相撲の稽古において、親方から注意を受けると「舌打ち」をする力士がいるのだそうです。この話を聞いた時に、「まさか」そんな力士は居ないだろうと思い(大相撲を職業として選択し、強くなろうとしている人がそんなことはする筈が無いという考え方)、大相撲関係者に確認したところ、そういう力士が居るのだそうです。

 「舌打ち」をしても、絶対に殴られることが無いことが分かっているから、こうした行為を行う、という話でした。

 当該の力士を強くしたいと考えて指導している人の言葉に対して「舌打ち」で応えるというのは、その指導が「嫌」だからでしょう。誰でも、やりたくないトレーニングはあるものだとは思います。
 とはいえ、「自分が嫌なトレーニングはやらない」というのでは、強くなるのは難しいでしょう。弱点を克服するためのトレーニングが、当該プレーヤーにとって「やりたくない種類のもの」であることは、自然な話です。

 加えて、たとえその稽古をやったとしても、こうした「心持ち」=「嫌だな」と思いながらやるのでは、トレーニングの効果も上がり難いものだと思います。

 結果として、こうした「心持ち」のプレーヤーは、上達するのが難しいのでしょう。

 周囲の指導に対して「舌打ち」で応えるのは、そのプレーヤーの自由ですが、そのプレーヤーは強くなることは諦めた方が良さそうです。

 そうしたプレーヤーが引退する時に「自分が強くなれなかったのは、指導者に恵まれなかったからだ」と考えるべきではないでしょう。もともと、「強くなるのが難しい心持ち」のプレーヤーだったのです。大成しなかったのは自分の責任なのでしょうから、他者のせいにするべきではありません。

 また、こうした「心持ち」は、幼少時からの育った環境等によって身に付いているものなのでしょうから、本格的なトレーニングを行う段階から直していくのも、相当難しいことの様に思われます。

 筋力、運動神経、俊敏性、体格といったフィジカルな各ポイント以外に、「スポーツ上達に向いた心持ち」というのも、「天賦の才能」のひとつであろうと思います。

 時折一流のアスリートから聞かれる、「いくらトレーニングをしても飽きることが無かった」という言葉の重さを、改めて感じるのです。
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