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HOME   »   NFL  »  [スーパーボウル2018] パントが1回だけ!
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 スーパーボウル2018は、フィラデルフィア・イーグルスの初優勝で幕を閉じましたが、第52回のゲームも様々な記録に彩られました。

 その中で、最も驚かされたのは「両チーム合わせてパントが1回」という記録!

 およそ、スーパーボウルの記録としてはもちろんですが、全てのアメリカンフットボールの試合を考え合わせても、滅多に無いというか、考えられないような事実です。

 ご存じの通り、4度のプレーで10ヤード以上前進しながら、攻撃を続けていくアメリカンフットボールですが、3度目までのトライで10ヤードを獲得できていない時には、多くの場合パントを行い、フィールドポジションを良くして、相手チームに攻撃権を渡すのです。

 4thダウンギャンブルという「賭け」を選択することもありますが、これは残り時間が少なく、絶対に得点しなければならない場合など、いわば「例外的なプレー」と言って良く、通常はひとつの試合に何回かのパントプレーが行われるものなのです。
 ゲームの序盤などには、パントの蹴り合いといった様相を呈することも、珍しくは無いのです。

 それが「1試合でたったの1回」というのですから、第52回スーパーボウルの性格、イーグルス・ペイトリオッツの両チームによる「壮絶な攻め合い」を如実に表していると言えるのでしょう。

 このゲームは、「両チーム合わせて1,151ヤードのゲイン」という、スーパーボウルの新記録を樹立しました。
 ペイトリオッツのクオーターバックQBトム・ブレイディ選手がパスで505ヤード獲得という新記録を達成したことも含めて、両チームは、一度攻撃権を得ると毎回のように相手チームのエンドゾーンに迫ったことになります。

 そして「攻撃権の移動」は、フィールドゴールFGやタッチダウンTDによる得点、あるいはFG失敗、あるいはパスインターセプトやファンブル発生によるターンオーバーという形となり、本来最も多い筈のパントが1回しか観られなかったという、信じられないようなゲームになったのです。
 
 その「たった1回のパント」は、第2クオーターQにイーグルスが行ったものです。
 それまで好調な攻撃を続けていたイーグルスが、ペイトリオッツ守備陣の抵抗にあって、このゲーム初めてのパントプレーを行ったわけですが、まさかこのパントが、このゲーム両チームを通じて「最初で最後のパント」になろうとは、考えもしませんでした。

 「事実は小説より奇なり」と言いますが、世界最高レベルの戦いともなると、想像を遥かに超えることが起こるものであると、改めて感じ入ります。
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