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HOME   »   MLB  »  [MLB2018] スプリングトレーニング間近になっても・・・。
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 投手なら2月14日頃、野手なら2月20日頃に、メジャーリーグの「スプリングトレーニング」が始まります。
 NPBにおける「キャンプ」に相当するものですから、球団が公式に行う、2018年シーズンに向けての準備ということになります。とても重要なことは、言うまでもありません。

 2018年のスプリングトレーニング開始を目前にして、しかし、今季のFAマーケットの動きは、かつて見たことも無いほどに悪いと報じられています。

 日本人メジャーリーガーも例外では無く、ダルビッシュ有投手を始めとするプレーヤーの所属チームがまだ決まっていないのです。

 いくつかのチームとの交渉が進んでいるという報道もありますから、ダルビッシュ投手が2018年シーズンでプレーできないということは無いのでしょうが、それにしても遅すぎるという感じがします。

 2018年シーズン終了後のFA史上に、質・量共にFA史上最高レベルのプレーヤーが登場するため、ここに資金を投入するために、今FA市場では各球団とも「可能な限り出費を抑えている」とも伝えられています。
 高年俸チームに課せられる「ぜいたく税」の抑制方針とも相まって、こうした「異例な」状況が続いているのでしょうか。

 もちろん、メジャーリーガー、それも一流のプレーヤーともなれば、スプリングトレーニングで、他の同僚との練習をしなくとも、直ぐにチームに合流し、持てる力を存分に発揮できることは、毎年7月末の移籍期限ギリギリのやり取りの中で、移籍して翌日や翌々日には新しいユニフォームを着たプレーヤーがグラウンドに立つ姿を観てきましたから、理解できなくもないのですけれども、シーズン途中の移籍とスプリングトレーニング前の移籍は少し違うようにも思います。

 こうした「異例な」状況が生まれてしまった根源には、「メジャーリーガーのサラリー高騰」もあるのでしょう。総額100億円を超えるような契約が珍しいものでは無くなってしまったのです。

 球団の経営者から見れば「1ドルでも安く、良いプレーヤーを手に入れたい」と考えるのも分からなくはありません。

 一方で、球団の雇用行動とプレーヤーの就職活動が「チキンレース」の様になってしまうことが良いことがどうか、という視点もありそうです。
 契約締結を伸ばしに伸ばして、球団にとっての「最安値」を示現した時に、当該プレーヤーの気持ちはどんなものなのでしょうか。

 プロフェッショナルなのだから、心情で働きに差が出るのはおかしい、といった見方もあるのでしょうが、そもそもFA制度が1976年に導入される契機となった事件、1975年に「球団から提示された契約条件」に不満を持った2人のプレーヤーが、契約書にサインしないまま1シーズン働き、裁判、MLB機構と選手会の話し合いを経てFA制度が導入されたことを思い起こせば、プレーヤーの心情というのは、とても大事なもののように感じられるのです。

 また、ある意味では、「夢」を提供する義務のあるプロスポーツにおいて、「チキンレース」の様な有様をファンの眼前で繰り広げるのも、得策とは言えないでしょう。

 2018年スプリングトレーニング前のFA市場が、早く穏便に収束していただきたいものだと思います。
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