HOME   »   スケート  »  [平昌五輪2018スピードスケート女子500m]  勝つべくして勝った  小平奈緒選手
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 速報値36秒95、確定値36秒94、のオリンピック新記録をただき出した、小平選手の滑りには、この種目にかける「気迫」が溢れていました。

 スタート号砲前に小平選手の体がピクリと動きましたがフライングとはならず、小平選手は「良くも悪くもない普通の反応」で滑り始めました。
 両手を大きく振りながらの加速は、いつものパフォーマンス。
 100mは10秒26で通過しました。
 同組のカロリナ・エルバノバ選手も10秒30の僅少差で通過していましたから、接戦になる感じがしました。

 最初のコーナーを小平選手はとても上手く抜けたと思います。
 加速しつつ、極めて冷静なレース振りが印象的でした。

 バック側の直線も小平選手の加速は「気持ちの良い」ものでした。
 エルバノバ選手も良く負いましたが、動きは小平選手の方が上回りました。

 2つめのコーナー、とても大事な場所も、小平選手は上手く処理していましたが、一歩だけキックが抜けたように観えました。
 幸い体制を崩すまでの影響は無く、力強くしかし落ち着いたコーナリングから直線に入りました。

 ここでの小平-エルバノバの差は3~4m位だったと思います。エルバノバ選手が2つめのコーナーで追い上げていたのです。

 ここからゴールまでの、小平選手の滑りは「圧巻」でした。
 大きなフォームでスピードを維持し、ゴールまで高速を保ちました。
 ラスト100mの「驚異的な」滑りだったのです。

 テレビ画面のタイム表示と、選手の映像を同時に見て、おおよそのゴールタイムを把握することが出来ないほどのスピードと言うのは、ほとんどの場合「好タイム」に結びつくものですが、この時も走破タイム掲示は「37秒手前で止まっていた」のです。
 オリンピック新記録であり、「平地での世界最高記録」が出た瞬間でした。

 エルバノバ選手は37秒34の好タイムで、結局銅メダルを獲得しました。
 エルバノバ選手も、見事な滑り、オリンピック銅メダルの滑りを展開してくれたのです。

 小平選手が、今大会の日本選手団・主将に任命された時、「主将が金メダルを取るのは極めて難しい」と感じました。
 記憶ですが、夏・冬を通じて、オリンピック日本選手団の主将が金メダルを獲得した例は、無いか、あっても1度きりではないでしょうか。

 小平選手は、「そのことは知っていましたが、絶対に勝ってやろうと思っていました」とコメントしました。
 高い実力と強い意志の前には、ジンクスも形無しだったのでしょうか。

 「勝つべくして勝つ」というのが至難の技であることは、皆さまが良くご承知の通りなのです。
関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
[プレミアリーグ2017~18・第27節] マンチェスター・シティ 悠々と首位を走る
NEW Topics
[ワールドカップ2018-63] 身長170cm前後
[ワールドカップ2018-62] KaZブログが選ぶベストイレブン
[MLBオールスター2018] 本塁打10本
[ワールドカップ2018-61] 西野ジャパン5 「世代交代」
[ワールドカップ2018-60] 西野ジャパン4 心身の持久力の高さ
[ワールドカップ2018-59] 西野ジャパン3 サイドネットへのシュートは効果的
[ワールドカップ2018-58] 「ファウルをしている暇は無い」
[ワールドカップ2018-57] フランスチーム 「2回目」の優勝!
[大相撲2018・7月場所] 上位陣に休場相次ぐ異常事態
[ワールドカップ2018-56] 「来た時よりも美しく」
[ワールドカップ2018-55] 決勝の見所
[夏の甲子園2018] 大谷二世ともダルビッシュ二世とも呼ばれる 佐々木朗希投手
[ワールドカップ2018-54] クロアチアチーム 逆転勝ちで決勝進出
[ワールドカップ2018-53] 守り切った フランスチーム
[ワールドカップ2018-52] 西野ジャパン2 「1勝2敗1引分」
[ワールドカップ2018-51] 準決勝の見所
[ワールドカップ2018-50] 西野ジャパン1 「ベルギー戦のラストプレー」
[ワールドカップ2018-49] クロアチアチーム 2試合連続PK戦勝利
[ワールドカップ2018-48] インクランドチーム ヘディング2発
[NBA2018] レブロン・ジェームズ選手 ロサンゼルス・レイカーズ入り
[ワールドカップ2018-47] ブラジルチーム 痛恨のオウンゴール
[ワールドカップ2018-46] カバーニ選手の欠場
[ワールドカップ2018-45] 「伝統的」な試合
[ワールドカップ2018-44] イングランドチーム ついにPK戦を勝つ
[ワールドカップ2018-43] 準々決勝の見所
[ワールドカップ2018-42] PKの失敗が多かったゲーム
[大相撲2018・7月場所] 活躍が期待される10名の力士
[MLB2018] 大谷翔平選手の復帰
[ワールドカップ2018-41] ブラジルチームの多彩で分厚い攻め
[ワールドカップ2018-40] 本気のベルギーチームの得点力
[ワールドカップ2018-39] ロシアチームの「気迫」
[ワールドカップ2018-38] スアレス選手⇔カバーニ選手 ファンタスティックな2トップ
[ワールドカップ2018-37] フランスチーム スピードで勝る。
[ワールドカップ2018-36] キングカズ「また俺は落選だ」
[ワールドカップ2018-35] 決勝トーナメント1回戦(後半)の見所
[ワールドカップ2018-34] 決勝トーナメント1回戦(前半)の見所
[ワールドカップ2018-33] スウェーデンチーム オランダ・イタリアを倒した力を示す。
[ワールドカップ2018-32] 西野ジャパン 決勝トーナメントを確保
[ワールドカップ2018-31] 37試合目にて初めての「0-0」引分け
[ワールドカップ2018-30] ドイツチーム「よもやの」グループリーグ敗退
[ワールドカップ2018-29] VARの影響
[ワールドカップ2018-28] メッシのアルゼンチンチーム 決勝トーナメント進出
[ワールドカップ2018-27] ラトーになれなかったレバンドフスキ
[ワールドカップ2018-26] 本田圭佑選手の存在感
[ワールドカップ2018-25] 乾貴士選手の大活躍
[ワールドカップ2018-24] 応援するということ
[ワールドカップ2018-23] ベルギー代表の驚くべき得点力
[ワールドカップ2018-22] ドイツチーム 追い込まれるもさすがの勝利
[日本陸上選手権2018] 男子100m決勝 山縣亮太選手の圧勝
[ワールドカップ2018-21] ブラジル代表 90分以降の2ゴールで勝ち切る
Entry TAG
平昌オリンピック2018・スピードスケート女子500m  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031