HOME   »   その他のスポーツ  »  [平昌五輪2018カーリング女子] 日本チーム 初の銅メダル!
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 イギリスチームと日本チームにより争われた3位決定戦で、日本チームは5-3で勝ち、3位・銅メダルを獲得しました。
 
 緊迫感あふれるゲームでしたが、振り返って見れば「ゲームは終始日本ペース」であったと感じますし、日本の4選手は集中力を維持し続けたと思います。

 予選リーグの残り2試合くらいから、疲労もあってかやや集中力に欠け、ミスショットも多かった日本チームでしたが、この3位決定戦に到って、ようやく調子を戻したというところでしょうか。
 再び、笑顔や「そうだねー」という大きな声が日本チームに戻ってきたのです。素晴らしいことでした。

 ゲームは、常に積極的なプレーを伝統とするイギリスチームが、らしくない「手堅いプレー」を展開しました。
 結果として「2点以上」のエンドがひとつもない、ジリジリするような競り合いとなったのです。ある意味では、珍しいことだったと思います。

 いつも3点・4点を狙ってプレーするイギリスが、このゲームでは1点勝負を展開しましたので、「ゲーム序盤の大量失点」で苦しい戦いを強いられることが多かった日本チームにとっては、ゲームに慣れるまでの時間を得ることが出来たということでしょう。
 結果として、ゲームは日本ペースとなったのです。

 日本チームは、第8、第9、第10エンドで連続1得点を重ねました。
 3エンド連続1得点というのは、このレベルの大会ではなかなか観られないものです。

 この3度のエンドで日本チームにはミスショットも有りましたが、概ね「イギリスチームにとって難しい形」をハウス内に作り続けました。

 第10エンドのラストショット、イギリスのスキップの2投目は、イギリスが同点、あるいは逆転するためのショットであり、そのチャンスも十分に有るショットでしたが、ハウス内のストーンの配置は「極めて不確実性の高い」ものでしたから、とても難しいものでもあったのです。
 数cmのコースのズレやウエイトの僅かな違いにより、日本チームのスティールになる可能性も十分に有りましたから、テレビの前で私は「ロシアンルーレットのようなショットだ」と呟きました。

 相当のウエイトでハウスに迫ったショットでしたから、「当たってみるまで分からない」ものでした。
 そしてブレイク。黄色のストーン=日本チームのストーンが真ん中方向にゆっくりと動いて止まったのです。一目瞭然の一番ストーンでした。

 何故、イギリスチームが普段の攻撃的なプレーを展開しなかったのかは謎ですが、粘り強い日本チームのプレーの前に、最期はイギリスチームが「じれてしまった」感がありました。

 大会前に、日本女子チームがメダルを獲得できると考えた方は多くは無いでしょう。「期待」していた方は多いと思いますが。

 そうした中で、予選リーグ3連勝で勢いに乗り、最終戦で敗れ5勝4敗となった時には状況が悪化しましたが、アメリカチームの敗退により、初めて準決勝に駒を進めました。

 この「準決勝進出」だけでも、「カーリング日本」にとっては初の経験ですし、大きな財産であると見られましたが、銅メダルを競うゲームを制して、表彰台に上がりました。

 日本女子カーリングのレベルが着実に向上していることを、世界に示したのです。
 
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