HOME   »   その他のスポーツ  »  [平昌五輪2018カーリング男子] アメリカチーム 予選2勝4敗から金メダル
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 女子で日本チームが銅メダルを獲得したカーリング競技ですが、男子も劇的な展開を魅せて、アメリカチームが初優勝を飾りました。

 今大会のアメリカチームは、予選リーグの途中までは準決勝進出など到底考えられない成績でしたが、予選リーグの第7戦から「突然」?強くなり、予選リーグ残り3試合を連勝し5勝4敗として準決勝に進出、準決勝では優勝候補筆頭のカナダチームを接戦の末下し、決勝ではスウェーデンチームを相手に「5点というビッグエンド」を現出させて優勝しました。
 
 前半2勝4敗、後半5戦全勝という「2つのチームが戦っているような」展開は、オリンピック・カーリング史上に輝く「奇跡の金メダル」でしょう。

 アメリカチームの全試合の結果を見てみましょう。

[予選リーグ]
① 2月14日 アメリカ11-7韓国
② 2月15日 イタリア10-9アメリカ
③ 2月16日 スウェーデン10-4アメリカ
④ 2月16日 アメリカ9-5デンマーク
⑤ 2月18日 日本8-2アメリカ
⑥ 2月18日 ノルウェー8-5アメリカ
⑦ 2月19日 アメリカ9-7カナダ
⑧ 2月20日 アメリカ8-4スイス
⑨ 2月21日 アメリカ10-4イギリス

[準決勝]
2月22日 アメリカ5-3カナダ

[決勝]
2月24日 アメリカ10-7スウェーデン

 上記⑥までのアメリカチームは、本来の力を発揮できず、ミスショットも多く、低迷しました。これは②のイタリア戦での惜敗が響いていたと感じます。⑤の日本戦でも大敗(第7エンドでのキブアップ)を喫しています。

 そのアメリカチームが「蘇る」きっかけとなったのが、⑦のカナダ戦であることは、間違いないでしょう。
 優勝候補筆頭のカナダチームに9-7で競り勝って、「アメリカチームは自らのカーリングを思い出した」のであろうと思います。

 その後は「当たるところ敵なし」の勢いでした。

 決勝のスウェーデンチームとの対戦、第8エンドの5得点などは、第1ストーンをスウェーデンに取られている状況下、後攻アメリカの最終ショット、ハウスの真ん中から遠いところに自分のストーンを沢山置いておき、ダブルテイクアウトでスウェーデンのストーンを弾き出して、自らのストーン5個をハウス内に残すという、「カーリング小説でもなかなか描けない」ような劇的なエンドを演出したのです。
 もの凄い迫力でした。
 今大会のカーリング競技における「ベストシーン」ではないかと感じます。

 今大会は、勝利が遠くなってしまった時に、「正確無比なショットを誇っていた」強豪チームといえどもミスショットを連発するシーンを、何度か眼にしました。カーリング競技における「精神面」の影響の大きさを、まざまざと見せつけてくれたのです。

 我らが日本男子チームも、オリンピックチャンピオンチームに快勝しています。

 男女ともに、カーリングは「戦国時代」を迎えているのかもしれません。
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