HOME   »   日本プロ野球  »  [日本プロ野球2018] ムネリンの引退
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 3月26日、ムネリンこと川崎宗則選手(36歳)の現役引退が報じられました。
 
 所属している福岡ソフトバンク・ホークスとしては再契約を望んでいたのですが、体調が戻らずに、自ら自由契約=引退を選択したとのことです。

 大ファンの私としては、とても残念ですが、いつも「明るい話題」を提供してくれたムネリンに感謝また感謝です。

 1999年のNPBドラフト会議で、福岡ダイエー・ホークスから4位指名を受けて入団し、2000年から2011年までソフトバンク・ホークスに在籍、「イチロー選手への憧れ」から2012年はMLBのシアトル・マリナーズでプレーし、2013年~15年はトロント・ブルージェイズ、2016年はシカゴ・カブス、そして2017年にNPBに戻りソフトバンク・ホークスに所属していたのです。

 MLBに行ってからは、メジャーとマイナーを行ったり来たりの状態でしたが、何しろその明るさは際立っていました。
 マイナーの練習の様子が報じられても、その行動・コメントはインパクト十分でしたし、メジャーに行っては、出場機会における「元気いっぱい」のプレーが大いに評価されていたと感じます。

 2016年のシカゴ・カブスの108年ぶりのワールドシリーズ制覇の際には、アクティブロースターには入らなかったものの、継続してチームに帯同、ベンチにおけるムードメーカーとしての役割を存分に果たしました。
 「福の神」としての存在感は十分であり、カブスにとって必要不可欠な選手だったのでしょう。

 川崎選手のプレーの特徴を観て行きましょう。

① 俊足・走塁の上手さ

既に鹿児島工業高校時代には50m/5.8秒という快足を誇っていましたが、NPBにおいても2004年シーズンに42盗塁、2009年に44盗塁と好成績を残しました。

 そしてMLBにおいても、その走塁は常に高い評価を得たのです。

② コンタクト能力

打席において投球を捕える能力は、内外から高く評価されました。
 2010年シーズンには、両リーグトップの546個のファウルを記録しています。

 この好走塁とコンタクト能力は、まさにムードメーカーに相応しい能力であろうと思います。
 打席に立っては、ファウルで粘り滅多に三振を喫しない、塁に出ては常に快足を飛ばすのですから、チームの意気は嫌がおうにも上がるのです。

 盗塁王(2004年)や最多安打(2004年)、2度のベストナイン、そして2006年・2008年の2度のワールドベースボールクラシック大会での日本チーム優勝への多大な貢献など、川崎選手のキャリアには輝かしい記録があります。

 しかし、川崎宗則選手を語るとき「記録よりも記憶に残るプレーヤー」とするのが相応しいことに、異論を挟む人は少ないでしょう。

 ムネリンは、「観る者をいつも元気にしてくれる」、偉大なプロスポーツプレーヤーだったのです。
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