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HOME   »   サッカー  »  [UEFA-CL2017~18] 準々決勝決着 ベスト4が決まりました。
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 4月3日から11日にかけて行われたベスト8の激突は、予想を超える結末となりました。

 全体としては、「省エネ・慎重なプレーで次ステージを狙ったチームが思わぬ失敗を演じた試合」が多かった感じがします。

[FCバルセロナ対ASローマ]
・4月4日(カンプノウ) バルセロナ4-1ローマ
・4月10日(スタディオ・オリンピコ) ローマ3-0バルセロナ
・2戦計 4-4 アウェイゴール1のASローマが勝ち抜け

 第1戦を4-1で快勝したバルサとしては、アウェイの第2戦は「0-2で負けても良い」位の気持ちと戦術で臨んだのでしょう。開始直後は、やや守備的なフォーメーションを組んだかもしれません。
 ところが、この目論見は、前半6分の失点・ジェコ選手の先制点で動揺しました。

 とにかく点を取るしかないローマは、積極的に攻めます。
 後半13分にデロッシ選手が2点目を挙げると、バルサには焦りの色が観えました。
 そして後半37分マノラス選手が3点目を挙げて、ローマが勝ち抜けの権利を得ると、バルセロナは反攻に出ましたが、ここからのローマはセリエAのチームに変身したのです。
 イタリア伝統の堅い守りが展開されました。

 ローマゴール前に数多くのディフェンダーが散りばめられている形では、さすがのバルセロナも容易には得点できない形となり、試合はこのまま終了しました。

 第1戦を圧勝していたバルサにとっては「悪夢」のようなゲームでしたが、2シーズン連続のベスト8敗退となると、ここが「鬼門」になりつつあるかもしれません。

[マンチェスター・シティ対リバプール]
・4月4日(アンフィールド) リバプール3-0マンチェスター・シティ
・4月10日(ザ・シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム) リバプール2-1マンチェスター・シティ
・2戦計 5-1でリバプールが勝ち抜け

 プレミアリークでは独走しているシティですが、ここでは「完敗」でした。
 第1戦の前半が堪えたのでしょう。
 12分にサラー選手、21分にチェンバレン選手、31分にマネ選手が立て続けに得点して、リバプールが一気にリードしました。
 もともと堅い守りを身上としている、今季のシティとしては、珍しいというか拙い試合運びであり、2ゲームを費やしても、この3点ビハインドを跳ね返すことは出来ませんでした。
 一方のリバプールとしては、名門チームとしての素晴らしい試合運びであったと感じます。

[ユベントス対レアル・マドリード]
・4月3日(アリアンツ・スタジアム) レアル・マドリード3-0ユベントス
・4月11日(ベルナベウ) ユベントス3-1レアル・マドリード
・2戦計 4-3でレアルが勝ち抜け

 第1戦、アウェイでレアルが完勝しましたので、第2戦ではやや守備的に入ったのでしょうが、「打倒レアル」に向けてのユーベの気迫は凄まじく、マンジュキッチ選手の2得点などで3-0とリードして、ゲームはロスタイムに入りました。
 ここでユーベにとっては痛恨のPKを与えてしまい、これをクリスティアーノ・ロナウド選手がキッチリと決めて、レアルが勝ち抜けを決めたのです。

 このPK判定に対しては、ユーベのゴールキーパーGKブフォン選手が猛抗議、「試合の流れを知らない者は審判をやるべきでは無い」といった趣旨の抗議を繰り広げました。
 結局ブフォン選手はレッドカード・退場となりました。確かに、このタイミングのPKは痛恨であったことでしょう。

 第1戦にもクリロナ選手が2得点、特に2点目のオーバーヘッドキックシュート→ゴールは「歴史に残るビューティフルゴール」でした。「滞空時間の長さ」が評判となっていましたが、確かに「クリロナ選手だけがスローモーションで動いていた」ように見えた、不思議なプレーでした。
 結局、ユーベはクリロナ選手一人に負けた感のある準々決勝だったことでしょう。

 一方のレアルとしては、ベルナベウでの余裕を持ったゲームの筈が、ギリギリまで追い込まれた形ですが、結局勝ち切れるところに「CLに愛されている」ところが出ているのかもしれません。

[バイエルン・ミュンヘン対セビージャFC]
・4月3日(ラモン・サンチェス・ビジュアン) バイエルン・ミュンヘン2-1セビージャFC
・4月11日(フースバル・アレーナ・ミュンヘン) バイエルン・ミュンヘン0-0セビージャFC
・2戦計 2-1でバイエルンが勝ち抜け

 第1戦、アウェイで2-1と競り勝ったバイエルンが、ホームで慎重な試合運びを魅せて勝ち切った形でしょう。
 セビージャとしては、緒戦前半31分にサラビア選手のゴールで1-0とリードした後の37分、オウンゴールで同点とされたのが、最後まで響きました。
 バイエルンは相変わらずの「安定感」を示しました。

 UEFA-CL2017~18のベスト4には、「常連」のレアル・マドリードとバイエルン・ミュンヘンの2チーム、そしてプレミアからリバプール、セリエAからASローマという形になりました。
 欧州4大リーグから、それぞれ1チームずつという形です。
 リバプールもASローマも十分な伝統を誇る名門チームですが、ことCLのベスト4となると「新鮮」な感じがします。準決勝の戦いにおいて、イングランドサッカー・イタリアサッカーの意地を魅せていただきたいものです。

 4月13日の抽選会で準々決勝の組合せが決まりました。
・レアル・マドリードVSバイエルン・ミュンヘン
・ASローマVSリバプール

 レアルとバイエルンの激突は、長い長いチャンピオンズリーグの歴史、欧州NO.1クラブチームを決めたいという「サッカーファンの本能的な欲求」から生まれた大会において、最も歴史と伝統ある対戦と言って良く、CLのクラシコとさえ呼ばれます。
 これまで、幾多の名勝負を繰り広げてきた両チームの対戦が、今季は準決勝で実現したのです。レアルは、この「クラシコ」を制した季には、必ずと言って良い程CLを制しています。一方のバイエルンも、CL制覇に向けて必ず倒さなければならない相手なのです。

 ASローマとリバプールは、共に自国リーグの名門チームですが、CLでの決勝進出はこれまで多くはないでしょう。共に是が非でも勝ち上がりたいところだと思います。
 特にASローマとしては、久々のセリエAチームの決勝進出がかかります。
 「勢いに乗る」両チームの戦いは、戦術面も含めて見所満載です。

 準決勝の第1戦は4月24日・25日、第2戦は5月1日・2日に行われます。
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