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HOME   »   サッカー  »  FIFAコンフェデレーションズカップは廃止、FIFAクラブワールドカップは4年に一度の開催へ。
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 4月19日、FIFA(国際サッカー連盟)が、主要な大会の運営方法を大幅に変更する方針であると報じられました。

 ひとつは、ワールドカップのプレ大会として行われてきたコンフェデレーションズカップを廃止すること、もうひとつは廃止されるコンフェデ杯に代わって、クラブワールドカップを開催すること。
 結果として、これまで毎年実施されてきたクラブWCは4年に一度の開催となりますし、開催時期は6月となります。
 クラブWCとしても、大幅な変更となるのです。(コンフェデ杯は2017年大会が最後となり、毎年開催されるクラブWCは2018年大会が最後となります)

 こうした「大変更」の理由として、FIFAは「現状は、ファンやスポンサーの支持が得られていないこと」を挙げています。
 FIFAの財務面からすれば、この2大会にはスポンサーの支持が得られない=スポンサーが付かない、というのが大問題なのでしょうが、その原因はファンの支持が得られないこと、例えば、テレビ放送の視聴率が低いこと、となります。

 世界最大のスポーツイベントとも言われるFIFAワールドカップの人気は、衰えることを知らないように感じられますが、FIFAとしては、「ワールドカップに続く人気イベントの創造」を目論んで、コンフェデ杯やクラブWCを創設したのでしょうが、取り敢えずその「狙い」は達成されなかったと総括して、次の段階に進んだと見るのが良さそうです。

① コンフェデレーションズカップ

 1992年に創設された、ワールドカップ前年に開催される大会。
 出場国は、アジア、アフリカ、北中米カリブ、南米、オセアニア、ヨーロッパの「6大陸」の代表各1チーム・計6チームと、ワールドカップ開催国、そして招待チームの計8ナショナルチームです。

 1992年と95年はキング・ファハド・カップと称され、サウジアラビアで開催されましたが、第3回・1997年大会からはFIFAコンフェデレーションズカップとなり、以降は、開催地もワールドカップ開催国が大半を占めています。

 1992年から2017年にかけて行われたコンフェデ杯には「コンフェデ杯優勝国は本大会で優勝できない」というジンクスがあります。このジンクスを破るチームが何時現れるか注目されていましたが、残されたチャンスは、2017年優勝のドイツチームが、2018年ワールドカップ・ロシア大会で優勝できるか否かに、かかることとなりました。

② クラブワールドカップ

 2000年に開始された、クラブチーム世界一を争う大会。
 第2回大会は2005年に行われ、ここで形が整い、前述の「6大陸」のNO.1クラブ決定大会の優勝チーム=6チームで争う仕組みとなりました。
 以降14回の開催です。

 もともと1960年代から、インターコンチネンタルカップとして「ヨーロッパと南米のNO.1クラブチーム同士の対戦によりクラブチーム世界一を決める大会」が行われていて、1981年からは、開催国を中立国である日本とし、トヨタカップとして運営されてきましたが、これを吸収する形でクラブワールドカップが創設されたのです。

 ヨーロッパと南米以外の地域のクラブチームにも、世界一になるチャンスが与えられた形ですが、結局のところ14回の大会で、欧州・南米以外のチームが優勝した例は無く、加えて、南米のチームが優勝した例も4度しかない上に、2013年以降はヨーロッパ代表チーム(それもレアル・マドリードとFCバルセロナのリーガエスパニョーラの2チーム)が優勝を独占していますので、大会のひとつの狙いは効果を現さなかったことになります。

 結局は、欧州か南米のNO.1クラブが世界NO.1となりますので、大会の盛り上がりも「いまひとつ」ということになるのでしょう。

 こうしたFIFAの取組は、欧州サッカー連盟(UEFA)と北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)による「ネーションズリーグ」の創設と連動しているとも言われます。

 第1回UEFAネーションズリーグは2018年9月にスタートするのです。

 世界サッカー界の大会の「仕組みの変更」が、多方面で始まっています。
 これらの変更が、サッカー競技そのものに対して、どのような影響を与えるのか、興味深いところです。
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