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HOME   »   MLB  »  [MLB2018] 4月の三振数が安打数を上回る状況
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 アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNの電子版(5月1日)が、メジャーリーグ30球団合計の4月の三振数が6,656個となり、同期間の安打数6,360本を上回ったと報じました。
 1か月の三振数が安打数を上回ったのは、MLB史上初めてなのだそうです。

 MLBの三振数は、2008年以降増加を続けているのです。この理由としては、

① 「いちかばちか」のスイングの方が良い結果を生むという認識

 「いちかばちか」の強振は、当たった時には長打になり易い訳ですが、コンパクトなスイング、「当てに行くスイング」で打席に立つより、チームの勝利に向けての貢献度が高いというデータ分析があるのではないか、というのです。

 データ分析が得意というか大好きなアメリカ合衆国ですから、そうした分析が行われている可能性は十分です。
 
 「ストライクゾーン」に入ってくる投球の軌道は限定されたエリアを通るわけですから、「いちかばちか」のスイングでも当たる確率は有るわけです。(当たり前のことを書き恐縮です)

 結果として、三振も増えるということでしょう。

② フライ狙いが増えたこと

 各球団が打者に「ゴロよりフライを狙うように」指導しているというのです。

 確かに、最近の投球・打球の分析では、ある一定の角度で上がった打球がホームランになり易いといった傾向を示していますから、打者には「アッパースイングでフライを打った方が長打になり易い」という見方が優勢となり、コーチ陣も打者にそうした指導をしているということになるのでしょう。

 「ベースボール自体が変化している」との見解もあるようです。

 このところヤンキースのゲームを観ていると、スタントン選手やジャッジ選手に三振が多いと感じていましたが、4月に、スタントン選手は22安打で40三振、ジャッジ選手は30安打で35三振という結果でした。
 そして、ブーン監督は「速球派投手の質が上り、打者は三振を怖れず振って行って、一振りでダメージを与えることを考えている。その結果だ」と、このやり方を容認と言うか、推奨している様子なのです。

 MLBにおいては、今後ますます、「いちかばちか」の打席、フルスイングの打席が増えて行くことになりそうです。長距離バッターであれば、三振を喫したからといって、監督やコーチに注意されることは無さそうです。ホームランを打つためには、ある程度の三振は止むを得ないということなのでしょう。

 一方で、日本プロ野球の3・4月の合計では、安打数(2,421本)が三振数(2,079個)を相当上回っています。

 ベースボールと野球は、一層「違うもの」になって行くのかもしれません。
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