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HOME   »   MLB  »  [MLB2018] 衝撃のメジャーデビューの歴史
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 大谷翔平選手のMLBデビューが、「大きな驚き」を持って、プレーヤー、スタッフ、MLBファン、アメリカ合衆国のスポーツファン、そして世界中のスポーツファンに迎えられています。

 この「衝撃」は、「二刀流」ということから、これまで類を見なかった「種類」のものであると感じますが、その衝撃の「大きさ」についていえば、長いMLBの歴史においては、十分に比較しうる「デビュー」が有りそうです。

 そうした「視点」で書かれた、とても興味深い記事が5月8日に配信されました。
 「web Sportiva」の福島良一氏の記事「メジャーデビュー『大谷翔平レベルの衝撃』はこれまであったのか?」です。

 福島氏のMLBに関する豊富な知識と情報、そして「公平な眼」がとても印象的な記事です。

 この記事の中で福島氏は、これまでMLBにおいて発生?した「衝撃的なデビュー」を列挙しています。

 一人目は、1981年のフェルナンド・バレンズエラ投手(ロサンゼルス・ドジャーズ)。
 20歳のバレンズエラ投手は、エース投手の故障により急遽開幕投手を務めることとなり、これを完封勝ち。以降8連勝して、一躍スターダムに伸し上がりました。

 この8連勝の内7試合が完投、5試合が完封と言うのですから、「凄まじい衝撃」です。
 メジャーリーグの情報がとても少なかった時代ですけれども、「バレンズエラの活躍」は日本のメディアにも再三採り上げられていました。
 その衝撃は間違いなく世界レベルだったのです。

 バレンズエラ投手は、その風貌、ずんぐりした体形や茶目っ気たっぷりな動作等により、一段と人気が高まりました。プレーをしていればもちろん、していなくとも「バレンズエラを観るだけで十分に満足するファン」=「フェルナンドマニア」を生み出したのです。

 二人目は、1984年のドワイト・グッデン投手(ニューヨーク・メッツ)。
 19歳だったグッデン投手は、デビューするやストレートとカーブの2球種だけで「三振の山」を築きました。
 「目の覚めるような投球」を披露し続けたのです。
 「ドクターK」という三振奪取王に捧げられる尊称は、グッデン投手から始まったのかもしれません。

 グッデン投手の活躍は、日本メディアにも再三取り上げられました。その「投球フォーム」は「美しくも力強く迫力十分」、まさに「メジャーリーグのピッチャー」だと感じたことを憶えています。

 三人目は、ケリー・ウッド投手(シカゴ・カブス)。
 1998年に20歳でメジャーデビューしたウッド投手は、5試合目のヒューストン・アストロズ戦で「1試合20奪三振」というメジャー記録を叩き出しました。
 まさに「剛腕投手」だったのです。

 四人目は、スティーブン・ストラスバーグ投手(ワシントン・ナショナルズ)。
 2010年に21歳でデビューしたストラスバーグ投手は、デビュー戦で7回・14奪三振の快投を魅せました。特に、全94球の内36球が98マイル/h、内2球が100マイル超えという「速球主体の投球」が、全米に衝撃を与えたのです。
 「これまで見たことが無いレベルの速球投手」は、瞬く間にスーパースターとなりました。

 スタジアムは「ひと目でも、ストラスバーグ投手を見たい」というファンで埋め尽くされました。それまで集客が良かったとは言えなかったナショナルズのボールパークは、40,000人の観客で大入り満員となったのです。

 福島氏は、以上の4プレーヤーを「大きな衝撃」を齎したMLBデビューとして挙げました。
 4人共投手というところも興味深いところですが、何より、こうして書いていただくと「なるほど」と感じる「スーパーデビュー」ばかりです。

 衝撃のサイズという面からは、「大谷翔平レベル」のデビューばかりであろうと感じます。

 4プレーヤーのデビューに共通しているのは、「それまで観たことが無い」プレーを披露したことであり、「プレーを観ること、プレーヤーを観ること、そのものが喜び」である点でしょう。

 大谷翔平選手・投手のプレーも、まさに「これまで観たことも無い」ものであり、その存在を観ること自体が「大きな喜び」である点は、同じです。

 そして21世紀のMLBにおいては、「二刀流」という点が「大谷翔平独自」のものなのです。
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