FC2ブログ
HOME   »   ゴルフ  »  シネコックヒルズ・ゴルフクラブの全米オープン2018
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 6月14日から17日にかけて、2018年の全米オープンゴルフが開催されます。
 サッカーのワールドカップ・ロシア大会開幕と機を一にしてのメジャートーナメントとなります。

 今年の開催コースは、ニューヨーク州ロングアイランド・サウザンプトンのシネコックヒルズGCです。
 アメリカのコースとしては珍しいであろう「リンクス」タイプのコース。「選手がプレーするエリアには1本の木も無かった」と記憶していますし、池といったウォーターハザードも殆ど無かった(おそらく1箇所だけ)と思います。

 一方で、リンクスですから「バンカーが多い」のですが、これが本場?のイギリスのコースよりも多い感じがします。意図的に配されているのでしょう。ホールによっては「バンカーだらけ」という印象です。
 いかにもアメリカ合衆国らしい?「管理されたリンクス」(この言葉自体に矛盾を感じます)といったところでしょうか。

 シネコックヒルズGCが最初に全米オープンのコースに選ばれたのは1896年ですから、1895年に開始されたトーナメントの第2回大会のコースとなった訳ですが、その後90年間は使われることが無く、2回目の開催は1986年を待たなければなりませんでした。

 そういう意味では、「新しいコースとして試用」された形ですが、全米ゴルフ協会やファン、そしてプレーヤーの評価が高かったのでしょう、1995年、2004年と使用され、今年2018年の会場(5回目)となり、2026年の開催も予定されているのですから、シネコックヒルズGCは「全米オープンに相応しいコース」としての地位を確立していることになります。

 全米オープンも、他国のナショナルオープントーナメントと同様に、「特定のコースの持ち回り型」ですので、同じコースで複数回開催されるのですが、特に全米オープンにおいては、開催回数を重ねる度に「距離が延びる」傾向が顕著です。

 シネコックヒルズGCも例外では無く、2004年の時6994ヤード・パー70だったものが、2018年は7445ヤード・パー70と、451ヤードも距離が長くなっています。
 近年の各プレーヤーの飛距離伸長に合わせて、「難しくて好スコアが出難いトーナメント」としての「全米オープンの威厳」を保っていくためには、致し方ないことなのかもしれませんが、200ヤードを越えるパー3がひとつ(2番ホール252ヤード)、500ヤードを越えるパー4がふたつ(3番ホール500ヤード、14番ホール519ヤード)、600ヤードを越えるパー5がひとつ(16番ホール616ヤード)というホール配置でとなりました。

 かつては、イーブンパーEか5アンダー未満のアンダーパー、時にはオーバーパースコアで優勝が決まることが多かった全米オープンも、2000年ペブルビーチ・ゴルフリンクスでのタイガー・ウッズ選手の12アンダーでの優勝を皮切りに、2011年のコングレッショナルGCにおけるロリー・マキロイ選手の16アンダー、そして昨年2017年のエリンヒルズ・ゴルフコースにおけるブルックス・ケプカ選手の16アンダーでの優勝と、時折は「二桁アンダー」での勝利が観られるようになりました。

 主催する全米ゴルフ協会としては切歯扼腕の状況であろうと感じますが、2018年の「長くなったシネコックヒルズ」が、協会の期待にどこまで応えてくれるのかは、興味深いところです。

 1986年以降のシネコックヒルズGCでの優勝者は、レイモンド・フロイド選手(1アンダー)、1995年がコーリー・ペイビン選手(E)、2004年がレティーフ・グーセン選手(4アンダー)となっています。
 これまでは、「飛ばし屋」というよりは「ショットメーカー」が好成績を残している印象です。

 現在の世界ランキングの1位ダスティン・ジョンソン選手、2位ジャスティン・トーマス選手、3位ジャスティン・ローズ選手、4位ジョーダン・スピース選手、5位ジョン・ラーム選手、6位ロリー・マキロイ選手、7位リッキー・ファウラー選手、8位ジェイソン・デイ選手、9位ブルックス・ケプカ選手、10位松山英樹選手のTOP10のプレーヤーを観れば、トーマス選手、ローズ選手あたりが「当代屈指のショットメーカーとして」有力ということになるのでしょうか。

 もちろん、ダスティン・ジョンソン選手やマキロイ選手、デイ選手の様に「飛んで上手い」プレーヤーも、優勝候補です。

 我らが松山選手にも頑張っていただきたいと思いますし、「復活の途上」という現状が、かえって精神面では良いかもしれません。「初メジャータイトル」のチャンスも十分に有ると感じます。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[ワールドカップ2018-11] UEFA-CLとワールドカップの二冠プレーヤー
NEW Topics
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
[高校野球2020] 花巻東高校 女子野球部が練習開始
[大相撲2020] 豊ノ島の引退
[UEFA-EURO2008決勝] スペインチーム 黄金時代の幕開け
[UEFA-EURO1976準決勝] 降りしきる オランダチームの涙雨
[競馬(無観客)] 皐月賞2020の注目馬
[UEFA-EURO1984準決勝] フランスチーム ポルトガルチームとの「死闘」を制す
[NPB2020] 関根順三氏 逝去
[FIFAワールドカップ1994決勝] ブラジルチーム 4度目の優勝
[競馬コラム261-日本馬の海外挑戦8] 2004年からの4年連続のアメリカンオークス挑戦
[ラグビーワールドカップ2011準決勝] フランスチーム ウェールズチームを振り切る
Entry TAG
シネコックヒルズGCの全米オープン2018開幕  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031