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HOME   »   サッカー  »  [ワールドカップ2018-28] メッシのアルゼンチンチーム 決勝トーナメント進出
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[6月26日・グループD]
アルゼンチン2-1ナイジェリア

 グループリーグGLの2試合を終えて1敗1引分と、GL敗退の危機に追い込まれていたアルゼンチンチームでしたが、最終戦を勝利し、他チームの試合結果も幸いして、決勝トーナメント進出を決めました。

 薄氷を踏むような歩みでしたけれども、ノックアウトステージに進んでしまえば、これまでのことは関係ありません。
 アルゼンチン代表の活躍が期待されるところです。

 前半14分、大エース・メッシ選手が躍動しました。
 ミッドフィールダーMFエベル・バネガ選手からのロングパスを「極上のトラップ」、これを右足でナイジェリアゴールに叩き込みました。
 まさに「完璧なシュート」、メッシ選手本来のプレーが今大会初めて生まれた瞬間でした。

 「ほれぼれするようなプレー」でした。
 アルゼンチンチームやメッシ選手のファンはもちろんとして、サッカーを愛する全ての人々が「観るべきプレー」であったと感じます。

 こうしたシーンを観ると、カウンター攻撃の有効性を改めて感じます。
 いかにメッシ選手とはいえ、相手チームが人数をかけて、引いて守っている状況では、ゴールを抉じ開けるのは容易なことでは無いのでしょう。
 「ゴール前に相手プレーヤーの人数が少ない時」が得点の好機であることは、洋の東西を問わず、時代を問わない、サッカー競技の真理なのです。

 この後は、アルゼンチン、ナイジェリア、両チームの「必死の攻防」が続きました。
 
 引分ならばナイジェリアチームが勝ち抜け、アルゼンチンチームにとっては「勝利」が突破への必要条件だったのです。

 後半に入って、ナイジェリアチームがエンジン全開、特に左サイドの突破から、アルゼンチンゴール前に「良質のボール」を次々と供給します。
 そして後半3分ナイジェリアチームのコーナーキックCK、アルゼンチンディフェンダーDFハビエル・マスチェラーノ選手が、ナイジェリアDFレオン・バログン選手を引き倒してしまいペナルティーキックPKがナイジェリアに与えられ、これをフォワードFWのビクター・モーゼス選手が落ち着いて決めて、試合は振り出しに戻りました。
 国際試合経験豊富なマスチェラーノ選手としては、VARも有る中で、とても残念なプレーであったと思います。

 さて、1-1の同点となり、アルゼンチンサポーターで埋まったサンクトペテルブルク・スタジアムは騒然とした雰囲気となりました。このままではGL敗退という危機感がスタジアム中に漂ったのです。

 時間は十分に有る筈なのですが、アルゼンチンチームにとっては「時計の進みが速い」ゲームとなり、あっという間に後半35分を過ぎました。
 場内には「悲鳴」が響き渡ります。

 それでも、両チームは攻め続けました。
 そして、両チームにチャンスがありました。しかし、決め切れない。
 アフリカ地区の代表チームには「何かアクセント」となるものが足りないと感じていた後半41分、アルゼンチンDFガブリエル・メルカド選手が右サイドを駆け上がり、中央に居た、やはりDFマルコス・ロホ選手にセンタリング、これをロホ選手がダイレクトシュート、ナイジェリアゴール右隅に叩き込みました。
 素晴らしいプレーでした。

 アルゼンチンチームのDF2人による見事な攻撃、DFも「待ってはいられなかった」のでしょう。
 やはり、「ダイレクトプレー」は守るのが難しいのです。

 85分を過ぎてからのロホ選手のゴールは、アルゼンチンに歓喜を齎しました。
 メッシ選手がロホ選手の後ろから抱きついています。
 場内は、歓声また歓声。
 この大会で、アルゼンチンサポーターが初めて心底から歓喜した瞬間でしょう。

 アルゼンチンは、D組2位で決勝トーナメントT進出を決めました。
 決勝T1回戦の相手は、C組1位のフランスチームです。

 フランスVSアルゼンチンという「好カード」が実現しました。
 蘇ったアルゼンチンチームが、好調なプレーを続けているフランスチーム相手に、どのようなプレーを魅せるのか、本当に楽しみです。

 「生還したチームの強さ」を示してくれるかもしれません。
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