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HOME   »   サッカー  »  [ワールドカップ2018-30] ドイツチーム「よもやの」グループリーグ敗退
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[6月27日・グループF]
韓国2-0ドイツ

 驚かされました。

 グループFの第3戦、1勝1敗で臨んだドイツチームが敗れ、グループリーグGLで姿を消すこととなったのです。
 長いワールドカップの歴史において、ドイツが1次リーグで敗退するのは初めてのことです。
 「有り得ないことが起こった」という印象です。

 今大会のドイツチームは不調でした。
 緒戦のメキシコ戦を落とし、第2戦のスウェーデン戦は「辛勝」でした。

 チームとして、プレー全体にスピード・俊敏性が不足していて、得意の「完全に相手守備陣を崩しての得点シーン」が殆ど観られませんでした。

 ワールドカップ2018欧州地区予選を「圧倒的な成績」で勝ち抜き、本大会に駒を進めてきた「前回王者」、世界ランキング第1位のチームが、良いところなく敗れ去ったのは、とても不思議な感じがします。

 要因を考えてみましょう。

① 相手チームの守備力強化

 まずメキシコチームが実行したものですが、ゴール前のゾーンディフェンスを維持し続けたことです。

 8名前後のディフェンダーDFが体形を崩さず守備を行い続けたのです。
 ドイツチームを研究した上での戦術だと思います。

 これが効果的でした。

 欧州地区予選の戦いでは、対戦相手のチームはここまで徹底した守備陣を敷かなかったのでしょう。

 2010年以降のワールドカップにおいて、ドイツチームの得点エンジンとして機能してきたトーマス・ミュラー選手が、今大会は無得点に終わりました。2010年南アフリカ大会で5得点、2014年ブラジル大会でも5得点、通算10得点を誇り、2018年大会の活躍次第では、通算得点新記録の可能性も指摘されていたのですが、残念な結果となったのです。

 このトーマス・ミュラー選手の得点シーンの特徴は「どこから出てきたのか」「ここに居たのか」という、ポジショニングの妙でした。
 しかし、相手チームが人数をかけてゾーンディフェンスを敷き、それを崩さない状況下では「どこから出てきたのか」というシーンは生まれ難かったのでしょう。
 
② 高度な決定力の不足

 以前も書きましたが「ミロスラフ・クローゼ選手に代わるプレーヤーが居なかったこと」です。
 ワールドカップ通算得点記録を持ち、「決定力と言えばクローゼ」と称された選手の代わりは、いかにサッカー大国ドイツと言えども、簡単には登場しないということでしょう。

 前述①の相手守備戦術があったとしても、ゲームの前半に「苦しい状況下でも何とかクローゼ選手がゴールを決めて先制」すれば、相手チームは得点を取りに来ざるを得ず、前掛かりになって、ドイツチーム得意の「ショートカウンター」を繰り出す余地が生まれたことでしょう。

 2014年大会で「全7試合連続で先制」したドイツが、2018年大会では「全3試合で先制を許した」ことに繋がりました。

③ コンディションが悪かった?

 上記のような要因が考えられるとはいっても、それにしてもドイツチームの動きが悪かったと感じます。コンディション作りに失敗したのかもしれません。

 もちろん優勝候補の筆頭に上げられるほどのチームですから、決勝トーナメントのベスト4のゲーム辺りにピークを持っていく形で調整していたことは間違いないのでしょう。従ってGLではまだ調子は上がらなかったのです。

 それにしても各プレーヤーの動きが悪すぎました。
 変な書き方で恐縮ですが、「集団食中毒」でもあったのではないかと疑ってしまうほどです。

 ドイツチームのGL敗退は、欧州予選のイタリアチーム敗退に匹敵する「衝撃」でした。
 ドイツとイタリアにとっては、ロシアは方位が悪かったということでしょうか。
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