FC2ブログ
HOME   »   サッカー  »  [ワールドカップ2018-53] 守り切った フランスチーム
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
[7月10日・準決勝]
フランス1-0ベルギー

 ベルギーチームの猛攻を凌いで、フランスチームが虎の子の1点を守り切りました。

 ベルギーにとっては、前半の逸機が惜しまれるゲームとなりました。
 先制できていれば、ゲームは全く異なるものとなったことでしょう。

 フランスチームの守備は、スウェーデンチームの型をアレンジしたようなタイプでした。
 ゴールエリアの守備人数を増やして、「ベルギーチームの活動領域を消した」ように観えました。
 最終ラインは5人、時には6人でした。

 ベルギーチームは、基本的にはショートカウンターをベースとした攻撃で、例えばロメル・ルカク選手なら、相手ゴールキーパーGKと相手ディフェンダーDFの2名を相手に、巧みなステップとボディバランスで得点機会を伺うという形であり、デ・ブルイネ選手であればペナルティーエリア近辺から「前が開けた状況」でミドルシュートを放つ形なのですが、このゲームのフランスチームの守備体形では、ルカク選手にとっても、デ・ブルイネ選手にとっても、自らの前には多数のDFが存在しつづけました。

 ゴール前へのセンタリングは、タイミングが合えば得点可能性が高まるプレーですが、今大会のスウェーデンチームが実行した「ゴールエリア近辺の人口密度を上げる」フォーメーションは、この確率を大きく下げる効果があったように観えます。

 一方、守備一辺倒では得点できないフランスチームにとっての好機が、後半6分に訪れました。コーナーキックCKを得たのです。
 今大会「CK・フリーキックFKからヘディングシュート」による得点は、全得点の中で最も多いというか、圧倒的に多いのですが、ここでもサミュエル・ウムティティ選手が見事なシュートを魅せました。

 CK・FKの場合には、ゴール前の人口密度を高めても、走り込んでくるスピードが高かったり、競り合いのパワーが大きかったり、ゴールからやや遠いところから放ったりできますので、タイミングがあった時の得点確率は、以前とあまり変わらないのでしょう。
 これに、VARによるDFの反則減少効果が加わって、「CK・FKからヘディングシュート」による得点確率は高くなっていると思われます。

 特に後半目立った、フランスチームの「堅守」でした。
 「決勝」に進出するために、最も確率の高い戦略を採用し実行したのでしょう。

 ディディエ・デシャン監督は、監督としてのワールドカップ制覇に、王手をかけました。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[ワールドカップ2018-54] クロアチアチーム 逆転勝ちで決勝進出
NEW Topics
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
[高校野球2020] 花巻東高校 女子野球部が練習開始
[大相撲2020] 豊ノ島の引退
[UEFA-EURO2008決勝] スペインチーム 黄金時代の幕開け
[UEFA-EURO1976準決勝] 降りしきる オランダチームの涙雨
[競馬(無観客)] 皐月賞2020の注目馬
[UEFA-EURO1984準決勝] フランスチーム ポルトガルチームとの「死闘」を制す
[NPB2020] 関根順三氏 逝去
[FIFAワールドカップ1994決勝] ブラジルチーム 4度目の優勝
[競馬コラム261-日本馬の海外挑戦8] 2004年からの4年連続のアメリカンオークス挑戦
[ラグビーワールドカップ2011準決勝] フランスチーム ウェールズチームを振り切る
Entry TAG
ワールドカップ2018-53準決勝・フランス守りきる  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031