FC2ブログ
HOME   »   サッカー  »  [ワールドカップ2018-56] 「来た時よりも美しく」
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 日本代表チームのサポーターが試合後、自分達が使ったスタンドの掃除を行っていることが、各国のメディアから称賛を浴びました。
 別に今大会から始まったことでは無く、「いつものこと」なのですが、海外の皆さんからすると、何度見ても信じがたい光景なのでしょう。

 中には、「負け試合にもかかわらず・・・」といったコメントが付けられることもあります。
 勝ちゲームなら掃除するが、負けゲームの場合には掃除をしないで帰る、という文化は、日本にはありません。
 そんなことをすれば「気分の良い時だけ掃除する」ということになりますので、逆に人間性を疑われてしまいそうですから、勝ちゲームも掃除をしない方が、余程良さそうです。

 今大会において新たに注目されたのは、ラウンド16のベルギー戦敗戦の後、西野ジャパンのメンバーがロッカールームを綺麗に掃除し、「スパシーバ(ロシア語でありがとうの意)」と書かれたカードを残し、カードの前には「青い折鶴」を2~3個置いて去って行ったという行為でした。

 「絶賛」されています。

 このことについても、日本サッカー協会から「いつもやっていること」とのコメントが出されていますから、ワールドカップに限らず、代表チームの「習慣」となっていることなのでしょう。
 試合で疲れ果てた後、ロッカールームを掃除する代表プレーヤーやスタッフの姿と言うのは、とても素晴らしいと感じます。

 「俺は日本代表メンバーだ。偉いんだぞ、凄いんだぞ」などという「威張り」が感じられないところ、「誇り」はしっかりと保持しながら、威張るところが無いというのは、日本文化においては「あるべき姿」として当然のことと見られているというか、重要視されているポイントです。
 羽生結弦選手を例に出すまでも無く、「一流選手であればあるほど謙虚」であるというのは、とても日本的で「美しい」と感じさせる行動規範なのでしょう。
 それが、ワザとらしくなく、自然にできることも大切なポイントとなります。

 さて、話を「掃除」に戻します。

 「来た時よりも美しく」と言う言葉を、私は中学生の頃聞かされました。
 それを私達生徒に説いた先生の顔を、今でもよく憶えています。
 とても良い先生でした。

 とはいえ、その先生から、そう言われたから、そういう行動をとっているのかと言えば、それはそうでは無いのでしょう。
 幼少の頃から、日本人であれば自然に身に付いているものであろうと思います。

 もちろん、全ての日本人がそういう行動を取るわけではないことも明らかです。
 ゴミを散らかし放題、わざわざ公共の場に汚れ物を捨てて行く日本人も、少なからず居ます。
 他人の迷惑を全く気に留めない日本人も居ます。
 日本人らしくない日本人ということでしょう。

 須らく、こういうことは「比率の問題」なのであろうと思います。
 「日本人10人中8人の人」が「来た時よりも美しく」を実行し、2人は実行しない、といった位の比率なのでしょうか。

 これ位の高率であれば、それはDNAと評して良いのだろうと感じます。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[大相撲2018・7月場所] 上位陣に休場相次ぐ異常事態
NEW Topics
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
[高校野球2020] 花巻東高校 女子野球部が練習開始
[大相撲2020] 豊ノ島の引退
[UEFA-EURO2008決勝] スペインチーム 黄金時代の幕開け
[UEFA-EURO1976準決勝] 降りしきる オランダチームの涙雨
[競馬(無観客)] 皐月賞2020の注目馬
[UEFA-EURO1984準決勝] フランスチーム ポルトガルチームとの「死闘」を制す
[NPB2020] 関根順三氏 逝去
[FIFAワールドカップ1994決勝] ブラジルチーム 4度目の優勝
[競馬コラム261-日本馬の海外挑戦8] 2004年からの4年連続のアメリカンオークス挑戦
[ラグビーワールドカップ2011準決勝] フランスチーム ウェールズチームを振り切る
Entry TAG
ワールドカップ2018-56・来た時よりも美しく  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031