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HOME   »   サッカー  »  [ワールドカップ2018-69] 公式試合球「テルスター18」「テルスターミチター」
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 初めてその名前を聞いた時、前にもどこかで・・・と感じましたが、1970年メキシコ大会、1974年西ドイツ大会の公式試合球も「テルスター」と呼ばれていたことが分かり、納得しました。

 ロシア大会のテルスターは、「18」という進化形だったのです。

 2010年南アフリカ大会の「ジャブラニ」は、良く飛ぶボールという感じで、フリーキックFKでは「ふかす」プレーが続出しました。ジャブラニをコントロールするのは至難の技だったのです。

 2014年の「ブラズーガ」は、「ブレ球」という印象です。蹴られたボールが微妙に、しかも鋭く変化をくり返すものですから、ゴールキーパーGK泣かせのボールとも呼ばれました。

 今大会のグループリーグGLで使用された「テルスター18」は、どんなボールだったのでしょうか。

 大会前6月6日「スポーツ報知」配信の記事によれば、
① 中速(時速20~40km)のパスが良く飛ぶ
② ブレ球よりはカーブ球
③ ボール面を把握せよ

 との3つの指摘がありました。

 中速のパスが良く飛ぶというのは「ブラズーガ」と同様だそうで、スピーディなパスワークを得意とするチームに有利であろうと・・・。まさに、前回優勝のドイツチームは「中速で長めのパス」によって、相手ゴール前で左右にパスを散らして「フリーな状態でシュート」するという攻撃を展開しました。

 一方で、過去2大会のボールとは異なり、ボールに回転を与えやすい構造になっているとのことで、「正確なカーブ球」を蹴るのに向いているとのこと。
 確かに、GLポルトガル対スペイン戦のクリスティアーノ・ロナウド選手の3点目のフリーキックFKや決勝トーナメントT準決勝クロアチア対イングランド戦のキーラン・トリッピアー選手の先制FKなど、見事なFKからのゴールがありました。
 ブラズーガやシャブラニより、より正確なボールコントロールが可能だったのでしょう。

 「蹴る面」によって、ボールの軌道が大きく変わるとの分析結果も出ていました。縫合線が曲線のブラズーガとは異なり、直線が多いテルスター18は、蹴る場所によって球質が相当異なるようです。
 逆に言えば、FKではボールの置き方により異なる球質を出すことが出来たということになります。

 このところ「不安定な飛び方をするボール」が続いていたワールドカップにおいて、テルスター18は「相当コントロールできるボール」であったようです。

 とはいえ、決勝T準々決勝のウルグアイ対フランス戦のフランスの2点目は、ウルグアイの名ゴールキーパーGKフェルナンド・ムスレラ選手がセーブできない程の変化もしました。蹴り方によって、微妙に、しかし決定的な変化をするボールでもあったのでしょう。

 テルスター18は「モノトーン」です。
 これは「白黒テレビでも軌道が観やすい」ことを狙ったものと報じられていましたが、決勝Tに入って「赤色」が加わりました。
 これは「テルスターミチター」という別のボールなのだそうです。
 ワールドカップの大会中に試合球が変わったのは、史上初めてであったそうです。

 「ミチター」の動きは「18」と、大きくは変わらなかったように観えました。
 おそらく、表面印刷の違いだけであったのではないかと感じます。

 これからしばらくの間、色々なゲームでテルスター18あるいはテルスターミチターが使用されることになります。

 ワールドカップ使用球は、世界中のサッカープレーヤーの誰もが蹴ってみたいボールなのでしょう。
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ワールドカップ2018-69・2種の公式球テルスター  
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