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HOME   »   MLB  »  [MLB2018] 大谷翔平選手 ルーキーイヤーの松井秀喜選手に並ぶ16号ホームラン
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[9月4日・アーリントンパーク]
テキサス・レンジャーズ4-2ロサンゼルス・エンゼルス

 2番DHで先発出場した大谷翔平選手が、第3打席で右中間スタンドに飛び込むホームランを放ちました。
 今シーズンの第16号でした。

 投手・大谷が故障で一時休止となった時、打者・大谷の目指すべきひとつの道標として、松井秀喜選手のルーキーイヤーのホームラン数16本が存在しました。

 日本人メジャーリーガーを代表するホームランバッターである松井選手の記録は、ことホームランに関するものなら全て、今後の日本人メジャーリーガーの目標なのです。

 そして、打者・大谷はついにこの記録に並びました。
 二刀流として2018年にデビューし、ルーキー打者としては立派な記録を残したと言って良いでしょう。

 「16号ホームラン」には、2つのポイントが有ったと考えます。

① 左投手からの初ホームラン

 右投手と左投手で大谷選手の成績が大きく異なることと、MLBでは「左対左は投手が優位」という概念が確立されている、という事情が重なって、相手チームの先発ピッチャーが左だった時には、大谷選手はベンチスタートという図式が出来あがってしまいました。
 日本時代には見なかった図式です。

 とはいえ、事実としての「成績」もありますので、大谷選手としては「左投手でも苦にしない」という実績を積み上げて行く必要がある訳で、その点では、この初ホームランの意味は大きいのでしょう。

② 右中間スタンドへの綺麗なホームラン

 これまでの大谷選手のホームランが「センター方向」に多いというのは、既に多方面から分析されていて、センター方向に多いことが、打者・大谷の非凡さを示しているとの論評も、数多くなされています。
 実際に大谷選手のホームランを観ると、センター方向のどちらかといえば「左中間寄り」の打球が多いと感じます。

 一方で、「引っ張る当り」は無いのか、とも感じていました。
 左打者であれば、右中間への当りがもっと有っても良いと思っていたのです。

 もちろん、これまでもヤンキースのセベリーノ投手の内角高めの力の有る投球を右中間スタンドに叩き込んだというホームランがありました。素晴らしい打撃(打球初速は180kmを越え、16本塁打の中で最速と記憶しています)と絶賛されたホームランでしたが、これはややラインドライブがかかった打球でしたから、いわゆる左打者が気持ちよく振り切った打球では無かった感じがしました。

 本ゲームの当りは、大谷選手にとって初めての「引っ張った打球」に観えたのです。

 スタッツキャストによれば、初速165km・飛距離126mのホームランとのこと。初速は、通常の大谷選手のホームランの中では遅い方ですし、飛距離も大谷選手としては普通(これが普通というのが凄いところ)ですが、軌道というか飛行線が美しいものでした。
 スタンドに「すーっと」飛び込んで行ったのです。
 こうした「普通?のホームラン」が増えて行けば、普通では無い?ホームランとともに、大谷選手の本塁打数はどんどん増えて行くのではないでしょうか。

 ルーキーイヤーの松井秀喜選手の本塁打数16本に並んだ、このゲームのホームランは、これからの大谷翔平選手にとって、大きな意味のあるものだったのでしょう。
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