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HOME   »   テニス  »  [全米オープン2018女子シングルス] 大坂なおみ選手 歴史的な優勝!
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[9月8日・決勝]
大坂なおみ2-0セリーナ・フィリアムズ
(第1セット6-2、第2セット6-4)

 ビッグニュースでした。

 1世紀を超える日本テニス史上、初めての四大大会におけるシングルス優勝が実現したのです。

 第1セット、大坂選手は「丁度良い緊張感」で試合に入ったと感じます。
 「いつものように」プレーを始めたのです。
 こうした大試合は、リラックスして勝てるものではないと考えています。

 大坂選手とセリーナ選手は、共に「パワー型」のプレーヤーですから、自らのショットの威力で相手プレーヤーのリズムを崩していくプレーなのですが、この「パワー」においては、両選手「互角」であったと思います。

 そして「スピード」で大坂選手が明確に勝りました。
 結果として、大坂選手のショットにより、僅かに左右に振られることで、セリーナ選手は正確なショットが打てなくなり、次第にミスショットが増えて行ったのです。

 第1セットは、大坂選手がセリーナ選手のサービスゲームを2つブレイクし、6-2で完勝しました。
 第1セットのプレーにおいて、大坂選手がセリーナ選手を上回ったことは間違いないでしょう。

 第2セットは、とても荒れた展開となりました。
 セリーナ選手が試合中にコーチングを受けた、ラケットを打ち壊した、主審に猛抗議し暴言を吐いた、といったプレー以外の異常な事象が続き、第6ゲームで1ポイントが大坂選手に与えられ、第8ゲームはペナルティとして大坂選手に与えられました。
 こうした大きな大会の決勝ではまず観られない、相当大きなペナルティでしたが、結果として大坂選手は6-4で第2セットも制して、ストレートで優勝を決めたのです。

 試合で上手くプレー出来ないセリーナ選手に苛立ちが募り、最初の方の「不適切な行為」が生じたのでしょうが、主審としても後半の暴言については、セリーナ選手への対応について、他の選択肢があったかもしれません。

 いずれにしても、こうした「騒動」は、大坂選手とは無関係なところで展開されていたことです。
 この騒動が、大坂選手の勝利に、いささかの影も落とすものでは無いと思います。

 試合後、大坂選手は観客に向かって「セリーナが勝つところ(24度目の四大大会シングルス優勝)を観に来たと思うけれども、そうならなくてごめんなさい」とコメントしました。
 完全アウェイの中で、必死に戦った心情を吐露したのです。

 「勝って謝る」というのは、とても可哀そうなことだと感じましたが、こうした心持ちと行動は、「日本人ならでは」とも感じました。
 謝ったことの良し悪しは分かりませんけれども、ビッグトーナメントで優勝して、観客に謝るというのは、世界中で日本人プレーヤーしか居ないのではないでしょうか。(最近は日本人の中にも、こうした心持ちには程遠い=自分の利益の事しか考えることが出来ず、見苦しい言動・行動を取る人達が増えているようにも見えますが・・・)

 さて、20歳にして全米オープンで優勝した大坂選手は、今後の四大大会を含む大きな大会のシングルスで、常に優勝候補に挙げられる存在となりました。
 今後も優勝を重ねる実力が備わっていることは、明確に証明されたのです。

 グランドスラム大会などで優勝を重ね、「優勝しても謝らなくても良い雰囲気」を創り続けて行ってほしいものだと思います。

 大坂なおみ選手、全米オープン2018女子シングルスの優勝、本当におめでとうございます。
 
 私個人としては、「(男女を通じて)一生観られないのではないか」と感じていた、まさに「偉業」です。
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