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HOME   »   競馬  »  [競馬コラム211] スプリンターズステークス1991を圧勝した ダイイチルビー号
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 スプリンターズステークスは「接戦」の多いレースです。

 中央競馬を代表するスペシャリストが集まり、直線の短い中山の馬場ですから、接戦になるのも無理は無いと感じます。

 過去5年間のレースを観ても、2017年と2016年連覇のレッドファルクスがクビ差とアタマ差、2015年のストレイトガールが3/4馬身差、2014年のスノードラゴンが1/2馬身差、2013年のロードカナロアが3/4馬身差となっています。
 2013年のロードカナロアのレースなどは「圧勝」というイメージでしたが、着差は1馬身以内だったのです。

 そのレースで「4馬身差」を付けて勝ったのが、ダイイチルビーでした。

 私の記憶では、スプリンターズステークスを4馬身差で勝ったのは、あの「短距離の鬼」サクラバクシンオーの1994年のレースしか思い当りません。
 G1レースとなった後のこのレースにおいて、ダイイチルビーは最も強い勝ち方をしたサラブレッドの1頭でしょう。

 1987年、トウショウボーイとハギノトップレディの仔として生まれたダイイチルビーは、当然ながら「良血馬」として注目される存在でした。「華麗なる一族」の牝馬ともなれば、「走って当然」と見られても居たのです。
 しかし3歳時は、オークス5着を始めとして、なかなか勝てませんでした。

 そのダイイチルビーが本格化したのは4歳・古馬となった1991年でした。

 4歳時、ダイイチルビーは安田記念とスプリンターズステークスの2つのG1レースに勝っています。2レースとも圧勝でした。圧倒的なスピードで優勝したのです。
 1600mの安田記念で、2着のダイタクヘリオス、3着のバンブーメモリーといった牡馬一線級を相手に、並ぶまもなく抜き去り、1・1/4差を付けたレース振りにも驚かされました。

 この年、G1を2勝以上したのは、牡馬のトウカイテイオー(皐月賞、日本ダービー)とダイイチルビーだけでしたから、ダイイチルビーはこの年の最優秀古牝馬と最優秀短距離馬を受賞しています。
 後で知ったことですが、グレード制導入後、古馬の混合G1を2勝した初めての牝馬だったそうです。

 ダイイチルビーの強さは「歴史を超えていた」のです。

 ダイイチルビー号、父トウショウボーイ、母ハギノトップレディ、母の父サンシー。通算成績18戦6勝。主な勝ち鞍、安田記念、スプリンターズステークス、サンスポ4歳牝馬特別G2、京王杯スプリングカップG2。

 1991年にG1を2勝して気を吐いたダイイチルビーですが、惜しいレースが2つありました。マイルチャンピオンシップG1(ダイタクヘリオスの2着)と高松宮杯G2(ダイタクヘリオスの2着)です。

 特に、高松宮杯は母ハギノトップレディ、祖母イットーに続く「3代制覇」が期待され、大本命(単勝1.4倍)で臨んだレースでした。
 しかし、残念ながらハナ差及ばずの2着だったのです。

 ダイイチルビーにとって、最も悔やまれるレースであったことでしょう。
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