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HOME   »   柔道・剣道  »  [柔道・世界選手権2018] 男女で明暗が分かれた日本チーム
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 9月20日から27日にかけて、アゼルバイジャンのバクーで開催された、柔道の世界選手権大会は、東京オリンピック2020に向けて強化を進めている日本代表チームにとっては、男女で明暗が分かれる結果となりました。

 日本チームサイドから見ると、男子は7階級中2階級で金メダル、2階級で銀メダル、2階級で銅メダルという結果となりました。
 女子は7階級中5階級で金メダル、3階級で銀メダル、1階級で銅メダルとなりました。

 「女子は大変良い結果となり、男子は不満な結果となった」のです。

 男子は、60kg以下級の高橋直寿選手と66kg以下級の阿部一二三選手が優勝し、幸先の良いスタートを切ったのですけれども、その後は「体重が重くなるにつれて成績が下降」する傾向となりました。100kg以下級では、全14階級で唯一メダル無しに終わったのです。

 女子は、48kg以下級と63㎏以下級において優勝を逃しましたが、両階級とも2位ですから「決勝進出」は果たしています。
 52kg以下級では阿部詩選手、57kg以下級では芳田司選手、70kg以下級では新井千鶴選手、78kg以下級では濱田尚里選手、78kg超級では朝比奈沙羅選手が、それぞれ優勝しました。
 女子は「体重の軽い重いと成績は無関係」で、全体としてとても良い戦いが出来ていたのです。

 柔道がjudoとなって、世界中で行われる人気スポーツとなり、国別のjudo人口においてフランスが世界一となったと報じられてから、もう相当経っていますので、発祥の国・日本としても、いつまでも「お家芸」と言っては居られない状況が到来していて、オリンピックや世界選手権大会において、日本チームが「過半数の金メダルを獲得する」ことが極めて困難になっていることは、周知のことでしょう。

 従って、当然ながら、「7階級中2階級優勝の男子」が概ね現在の力通りの成績であり、「7階級中5階級優勝の女子」は大健闘であったと見るのが妥当なのでしょう。

 そもそも、「世界ランキング1位のプレーヤー」の中で、今大会で金メダルを確保したのは、男子では81kg以下級のサイード・モラエイ選手(イラン)、100kg超級のグラム・ツシシビリ選手(ジョージア)と女子の63kg以下級のクラリス・アグベビュー選手(フランス)の3選手だけでした。
 それどころか、世界ランキング1位でありながら、今大会の1回戦で敗退したプレーヤーが男女ひとりずつ2名も居たのです。

 日本選手のみならず、世界中の強豪選手にとっても、世界大会で優勝することは「至難の技」となっていることが、良く分かる結果です。
 競技人口が多く、いわゆる「メジャースポーツ」であればあるほど、世界一となるのは難しいのです。(当然のことを書き、恐縮です)

 東京オリンピック2020に向けて、日本柔道界にとっては「茨の道」が続きますけれども、発祥の国のチームとして、どの階級においても「堂々たる戦い振り」を示していくことだけは、是非、堅持していただきたいと感じます。

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