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HOME   »   日本プロ野球  »  [NPB2018クライマックスシリーズ] 菅野智之投手 ノーヒットノーラン!
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[10月14日・神宮球場]
読売ジャイアンツ4-0ヤクルトスワローズ

 セントラルリーグのクライマックスシリーズCSファーストステージ第2戦、ジャイアンツの菅野智之投手がノーヒットノーランの快投を魅せました。
 CS史上初の快挙です。

 スワローズを相手に6回までパーフェクトピッチング、7回2死から山田哲人選手との息づまるような対戦から四球を出してしまいましたが、後続をピシャリと締めて、ノーヒッターを達成しました。

 9イニング・113球を投げて、奪三振7、与四球1の完璧な投球でした。

① 「凄み」満点の投球

 このゲームの菅野投手は1回から「打たれる感じがしない」投球を披露しました。

 大谷翔平投手の様な165km/hの速球がある訳では無く、大魔神・佐々木主悦投手の様に落差抜群のフォークボールがある訳でもないのですが、「打者が振り切ることが出来ない投球」だったのです。
 もの凄い決め球がある訳ではない中での好投でしたから、一層「凄み」が感じられました。

 「球威十分」、コントロール抜群の投球だったのです。ヤクルト攻撃陣は、文字通りの「きりきり舞い」でした。
 そうした状況下で、唯一の出塁・四球を選んだのが山田哲人選手であったことが、この記録の重みを増していると感じます。今季も30・30を達成した、ヤクルト打線最強の打者にして、四球を選ぶのが精いっぱいだったように観えました。

 「ザ・投球」と称されるべき、菅野投手の9イニングであったと思います。

② 20世紀の大投手達を髣髴とさせるパフォーマンス

 21世紀になってから、還暦を過ぎたお茶の間のお父さん達からは「6回まで投げればよいとか、100球が目途とか、先発投手が情けない限りだ」という声が上がっていました。
 確かに「投手の分業化」は著しく進んでいたのです。

 しかし、そうした風潮の中で「菅野投手は別」だったのです。

 2018年シーズンの菅野投手のプレー振りは、20世紀の先発投手達、それもとびっきりの大投手達に一歩も引けを取らない、というか、それを超えている感さえ有ります。(いずれも2リーグ制導入以降の記録)

 例えば、「シーズン8完封勝利」

 これは、NPB全体でも1978年の鈴木啓示投手以来の記録ですし、ジャイアンツでは1963年の伊藤芳明投手(10完封)以来55年振りの記録となります。斎藤雅樹投手も江川卓投手も達成できていないのです。

 続いては、「2度目の3連続完封勝利」

 この記録を達成しているのは、金田正一投手(1958年・1965年)、米田哲也投手(1964年・1965年)、バッキー投手(1965年・1966年)の3投手のみ。菅野投手は4人目の達成者です。
 半世紀を経ての達成というのも、素晴らしいことでしょう。

 続いては、「3年連続の最優秀防御率」

 過去に達成しているのは稲尾和久投手(1956年~58年)のみ。菅野投手は史上2人目です。

 続いては、「200イニング超を投げ200奪三振」

 ジャイアンツにおいては、1981年の江川卓投手以来の記録です。

 等々、他にも挙げればきりが無いほどの記録が続きます。
 「お父さん達の嘆き」に、十分以上に応える大活躍でしょう。

③ 28登板、202イニング投球、10完投、8完封、15勝8敗、防御率2.14、200奪三振

 菅野投手は2018年のペナントレースでこうした記録を残し、最多勝・最優秀防御率・最多奪三振の「投手部門三冠」を達成しました。

 「沢村賞」の選考基準7項目を全てクリアしています。
 ミラクルなシーズンを送ったのです。

 菅野智之投手が、現在の「日本プロ野球界最高の投手」であることは、間違いないでしょう。
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