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HOME   »   MLB  »  [MLB2018ワールドシリーズ] 延長18回 7時間20分の死闘
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[第3戦・10月26日・ドジャースタジアム]
ロサンゼルス・ドジャース3-2ボストン・レッドソックス
(延長18回・ドシャースのサヨナラ勝ち)

 試合時間という面では「記録ずくめ」のゲームでした。

 ワールドシリーズの最多イニング試合は、過去3度延長14回があったそうですが、このゲームはそれを大きく超えて「18回」まで戦いました。

 MLBの100年を優に超える歴史上、ポストシーズンゲームの最長試合時間も更新したのです。

 「1世紀に1度しか観られない」凄いゲームと言っても良いのでしょう。

 両軍が1本ずつソロホームランを打ち合って、1-1のまま試合は延長に入りました。

 その延長13回の表裏に、両軍ともに守備のミスを犯して1点ずつを失い、2-2となって、延長戦は続きました。

 そして延長15回の裏、前田健太投手がマウンドに上がりました。ドジャースの7人目の投手でした。

 前田投手は、内野安打と四球で無死1・2塁のピンチを招いてしまいます。
 絶体絶命のピンチ。
 前田投手も頻繁に深呼吸をしていましたから、とても緊張していたのでしょう。

 ここでレッドソックスは送りバントに出ました。1死2・3塁として、確実に「1点」を奪おうという作戦でした。
 バスケス選手が三塁方向に慎重にバントしました。
 前田投手は素早くマウンドから駆け下り、3塁に矢のような送球。間一髪アウト。

 目の覚めるようなプレー。
 前田投手のフィールディング能力の髙さを示すプレーでした。

 試合後のインタビューで「何をしてくるのか分からなかったが、1球目からバントの構えをしてくれたので、これは確実にバントさせて、3塁でアウトにしようと思った」と、前田投手はコメントしました。

 高校野球時代から「バントプレーの経験が豊富」な日本人投手の利点も、存分に発揮されたのでしょう。
 「確実にバントさせて」というところが、いかにもという感じがします。
 確かに、バントと分かっていながら、前田投手は「バントがし易いコースに、バントがし易い中速球」を投げ込んだように観えました。
 日本人投手の中でも、取り分けフィールディングに定評のある前田投手にとっては、「バントをしてくれる方がベター」という感じだったのであろうと思います。

 1死1・2塁とした前田投手は、ここから2打者連続三振として、この回のピンチを乗り切りました。
 
 延長15回の裏、ドジャースは得点を挙げることが出来ず、ゲームは16回に進みました。
 16回表も、前田投手はマウンドに上がりました。
 そして、3打者連続三振という見事な投球を魅せました。
 これで、15回から「5打者連続三振」を成し遂げたのです。

 特に、右打者の外角低めへのスライダーのキレは抜群でした。
 前田投手がMLBで戦って行く上での最大の武器であることを明示してくれたのです。

 17回裏には、「代打」としてカーショー投手(選手)が左打席に入るなど、両チームとも残されたプレーヤーは殆ど居なくってきました。
 このまま試合が続けば、「誰が投げ、誰が打つのか」分からない状況が予想されるところまで来ていたのです。

 そして18回裏、マンシー選手がイバルディ投手の投球を捉え、レフトスタンドにサヨナラホームランを打ちこんで、さしもの死闘も幕を閉じました。

 このゲームを落とすようなことが有れば、今シリーズ3連敗となり、ワールドチャンピオンが絶望的な状況になる所でしたから、ドジャースにとっては「MLB史上・ワールドシリーズ史上に残るロングゲーム」を戦ったことはもちろんとして、「勝利し1勝2敗」としたことが、とても大事であったことは言うまでも有りません。

 サヨナラ勝ちの勢いを利しての、ドジャースの反撃が期待されるところです。
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