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HOME   »   MLB  »  [MLB2018ワールドシリーズ] ドジャース 痛恨の逆転負け
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[10月27日・第4戦・ドシャ―スタジアム]
ボストン・レッドソックス9-6ロサンゼルス・ドジャース

 6回を終え、ドジャースが快勝するゲームに観えました。
 試合の流れは完全にドジャースに有ったのです。

① 前半は第3戦と同様の投手戦

 ドジャース先発のヒル投手、レッドソックス先発のロドリゲス投手、両投手は良く投げました。
 ヒル投手のカーブの前に、ボストン打線は手も足も出ない様子でしたし、ロドリゲス投手のキレの良いストレートと上質なコンビネーションも見事でした。

 特に、ボストン打線は、第3戦から「沈黙状態」に入っていましたから、ドジャースとしてはレッドソックス打線が眠っている間に、勝利を決めておきたいところでした。

② プイグ選手の3ランホームラン

 6回裏、ドジャースにチャンスが訪れました。
 ベリンジャー選手の内野ゴロからのレッドソックスの守備の乱れをついて1点を先取。
 続くプイグ選手が、ロドリゲス選手のストレートをレフトスタンドに突き刺しました。
 打った瞬間にそれと分かるホームラン。

 リーグチャンピオンシップシリーズでも観られた、プイグ選手の勝負強い打撃でした。
 以前も書きましたが、ヤシエル・プイグはドジャースのムードメーカーですから、ベンチはもちろんとして、ドジャースタジアムを埋め尽くしたドジャースファンも「お祭り騒ぎ」となりました。

 「自慢のブルペン陣」を考慮すれば、このまま「4-0」でドジャースが勝つと、誰もが信じて疑わない空気が、スタジアム全体に漂ったのです。

 第3戦「歴史的延長戦」を制した勢いそのままに、ドジャースがシリーズの流れをも掴んでいるように観えました。

③ モアランド選手の3ランホームラン

 ところが7回表、先発のヒル投手とリリーフのアレクサンダー投手がひとつずつ四球を与えての1・2塁から、ボストンの代打モアランド選手がライトスタンドに3ランホームランを放り込みました。
 ドジャースのライトフィールダー・プイグ選手が一歩も動けない、大きな当たりでした。

 レッドソックスファンは全米中に居ますから、この日のドジャースタジアム、54000人以上の観客を飲み込んだスタジアムにも、かなりの数のレッドソックスファンが居たわけですが、そのファンが大声援を送りました。
 そしてドジャースのプレーヤーやファンは、「何かおかしいぞ」と感じ始めたのです。

 「快勝」であるはずのゲームに、暗雲が漂い始めたという感じでしょうか。

④ ジャンセン投手が再び被弾

 ドジャースは8回からクローザのジャンセン投手をマウンドに送りました。
 昨日のゲームで2イニングを投げているジャンセン投手でしたが、ロバーツ監督は再び2イニングを任せたのです。

 そして8回表、ジャンセン投手はピアース選手に同点ソロホームランを浴びてしまいました。
 昨日に続いての被弾でした。

 当たりが止まっていた、ボストンの中軸打者ピアース選手のホームランは、レッドソックス打線が目を覚ますきっかけとなりました。

⑤ 9回表の怒涛の攻め

 持ち味であるカットボールのキレが悪く、球速も不十分というジャンセン投手では抑え切れないと見て、ドジャースは9回表、フローロ投手をマウンドに送りました。

 延長戦でもないのに、クローザの後にさらに投手を投入するということ自体が異例のことですので、これでは「抑え切れない」と感じました。
 フローロ投手→ウッド投手→前田投手と繋いだドシャースブルペン陣でしたが、レッドソックス打線の餌食となり5点を献上しました。

 前夜に続いて登板した前田投手も、前夜に比べればストレート・スライダー共にキレが不足していましたから、「目を覚ました」ボストン打線には歯が立ちませんでした。

 結果として見れば、8回からジャンセン投手を投入したドジャースベンチの作戦ミスが最大の敗因に観えますが、9回裏の守備におけるレッドソックスのキャッチャーの様子を観れば、「両ベンチ共にギリギリの人繰りの中で戦っていること」は間違いありませんので、ベンチ采配の巧拙と言うより、「チーム力の差」と考える方が自然なのかもしれません。

 いずれにしても、ドジャースにとっては「痛恨の逆転負け」でした。

 総合力で上回るレッドソックスを相手に、このゲームを4-0あるいは4-1で勝利して、2勝2敗のタイとすることができれば、シリーズを振り出しに戻すことができたのですが・・・。

 レッドソックスが3勝1敗と、2018年のワールドチャンピオンに王手をかけました。

 このままレッドソックスが押し切ると思います。

 ドジャースにとっては「奇跡の3連勝」しか道が無くなってしまいました。
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