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HOME   »   競馬  »  [競馬コラム216] 日本のブリーダーズカップ「JBC競走」
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 今年のJBCデイは11月4日です。

 今年の開催地は京都競馬場です。

 今年もJBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックの3つのJpn1レースが行われます。

 1984年から始まり、21世紀になってからは「世界最大の競馬の祭典」のひとつに数えられるようになった、アメリカ合衆国のブリーダーズカップを範にして、2001年に開始されたのが「JBC競走」(ジャパン・ブリーディングファームズ・カップ競走)です。

 本家のブリーダーズカップは、毎年11月月初の金曜日・土曜日に実施されることが多いと思いますが、日本のJBC競走も同じ時期、2018年なら11月の第1日曜日に開催しているのです。

 「ブリーダーズ」あるいは「ブリーディングファームズ」と呼ぶのですから、これらのレースが「生産者」主体の開催であることは間違いありません。
 JBC競走も、我が国の競走馬の生産者が企画・運営するダート競馬の祭典として立ち上げられたものです。

 本家ブリーダーズカップは、1980年代のアメリカ競馬の入場者数減少といった「競馬が大衆から支持されなくなった状況」に危機感を抱いた、米国の生産者が立ち上げたものでしたが、日本のJBCの方は、特に地方競馬の衰退、地方競馬場の閉鎖が続いた状況に対して、生産者が立ちあがったものです。
 問題の本質は少し異なるのでしょうが、「競馬の未来」を憂いた生産者による対抗策立案・実行という面では、同質の取組と言えそうです。

 「地方競馬の復権」を目指すJBC競走は、従って「ダートの3レース」となります。
 地方競馬場の大半がダートコースだからです。
 2018年の3レースは、JBCクラシックが1900m、JBCスプリントが1200m、JBCレディスクラシックが1800mの距離で、京都競馬場ダートコースを使用して行われます。

 本家のブリーダーズカップ2018はチャーチルダウンズ競馬場を舞台にして、1日目の11月2日に5レース(内4レースがG1)、2日目の11月3日に9レース(全てG1)が行われます。
 G1が13レースと言う、豪華絢爛な開催内容となっていて、それぞれのレースの賞金額も世界最高水準ですから、さすがに「世界屈指の競馬の祭典」なのです。
 ちなみに、ブリーダーズカップの開催地も毎年持ち回りで変わります。
 この点も、JBC競走が手本としたところなのでしょう。
 「競馬の普及」を目的とするのであれば、アメリカ合衆国の各地、日本国の各地、を転戦する方が、より効果的との考え方だと思います。

 本家の「13G1レース」には及びませんが、JBC競走も「3Jpn1レース」が連続して行われます。
 こうした形、つまり「G1級のレースを一日に3レース連続して行う」のは、我が国のメジャーな競馬においては、これだけではないかと思います。
 そういう意味では、JBC競走は「設立の理念」を良く守り、継続していると言って良いのでしょう。

 1984年にスタートしたブリーダーズカップは、当初7レースであったと伝えられています。そして2018年には14レースと、レース数が倍になっています。リースのバリエーションがどんどん広がっているのです。
 素晴らしいことだと感じます。
 
 JBC競走も、当初はクラシックとスプリントの2レースであったものが、2011年からレディスクラシックが加わり3レースとなりました。
 
 もちろん、容易なことでは無いと思いますが、今後もレース数が増えて行き、「JBC競走デイ」が益々充実して行って欲しいものです。

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