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HOME   »   MLB  »  [MLB] ダルビッシュ、黒田、岩隈 好調な滑り出し
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 MLBアメリカン・リーグALの2013年レギュラーシーズンも、4月27日現在で各チーム20~25ゲームを消化しました。先発ローテーション投手も5~6試合の登板を済ませました。各投手の今季の調子が判明してきています。

 ダルビッシュ・黒田・岩隈の日本人3投手も、各々5ゲームに先発しています。
 そもそも、3人共ここまで先発ローテーションを守っているということは、故障もなく、自らの実力を発揮していることの証左なのですが、それ以上に好調な投球が続いているように思います。

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有ですが、極めて好調な滑り出しを見せました。ここまで、32イニング余りを投げ、4勝1敗、WHIP(1イニング当たりに許した走者数)も0.8とMLB-AL投手成績上位20傑の中で最小・最優秀の成績です。2012年シーズン通算の1.28に比べても大幅に改善しています。また、防御率は1.65と同3.90に対して大幅に改善しています。
 今季の好調さが良く分かる数値です。

 ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹は、ここまで29イニングを投げて3勝1敗、WHIPは1.03と優秀、昨季の1.17に比べても向上、防御率も2.79と昨季3.32比改善と、相変わらず安定した「黒田の投球」を継続しています。今季のヤンキースは、AL東地区で3位と、必ずしも良いスタートを切っているわけではないのですが、チーム状況に左右されることなく、淡々と自らの投球を続ける黒田投手には、本物のメジャーリーガーの凄味が感じられます。

 シアトル・マリナーズの岩隈久志は、ここまで31イニング余を投げて2勝1敗。WHIPは0.73と超優秀。AL投手成績上位30傑中No.1です。防御率も1.99と2点を切っていますから、期待通りのスタートを切ったことになります。
 AL西地区の4位と調子が出ていないチーム状況もあって、勝ち星こそ上がっていませんが、岩隈投手のことですから、今後も僚友フェリックス・ヘルナンデス投手と共にシアトルを支える投球を展開してくれると思います。

 このように日本人の3投手は、2013年レギュラーシーズンで絶好のスタートを切ったわけですが、もうひとつ驚かされるのは、これだけの好成績を残しているにもかかわらず、AL投手成績のトップに日本人投手が居るわけではないということ、つまりMLBの選手層の厚さです。

 4月27日現在のAL勝ち星トップは、タンパベイのマット・ムーア投手とボストンのクレイ・ブチホールズ投手の5勝0敗です。5試合登板すれば、全勝の投手が二人も居るのです。この両投手は、防御率も1.13と1.19という極めて良い数値を叩き出しています。
 そして、デトロイトのジャスティン・バーランダー投手やヤンキースのCCサバシアといったリーグを代表するベテラン投手達も、それぞれキッチリと成績を残しています。シーズンが深まるにつれて成績を上げて来るのは、間違いありません。

 これが「メジャー・リーグ」なのでしょう。世界中から、最高の能力を保持したプレーヤーが集まり、日々最高のプレーを展開しています。
そのリーグで最高の成績を残すというのは並大抵のことではありません。5回先発して全勝でも、トップに立てるとは限らないレベル、それがMLBです。たった1球のミスで、あっという間に他の投手に抜かれてしまうのです。

 これは、ゴルフのPGAツアーに似ています。PGAツアーのトーナメントでは1打の差に複数のプレーヤーが犇めきます。1打1打の重さが違うのです。PGAがゴルフにおけるメジャーツアーであることは異論のないところでしょう。

 最高レベルの技量を持ったプレーヤーが自ら絶好調と感じるプレーを展開しても、同じ位の成績を残すプレーヤーが複数存在するのが「メジャー」という世界なのかもしれません。

 そういう「メジャー」なリーグに所属し、きっちりとした成績を挙げているダルビッシュ、黒田、岩隈の3投手に、日本人として拍手を送りたいと思います。そして、その中で49奪三振と、この項目でトップを走るダルビッシュ投手の素晴らしさをも感じています。
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ダルビッシュ有、黒田博樹、岩隈久志、好調  
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