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HOME   »   サッカー  »  [欧州サッカー] バイエルンとドルトムント CL決勝進出
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 ブンデスリーガの時代到来を感じさせる、UEFAチャンピオンズリーグCLのベスト4の戦いでした。ボルシア・ドルトムントとレアル・マドリードのカードはドルトムントが、バイエルン・ミュンヘンとFCバルセロナはバイエルンが勝ち上がりました。
 CLとして史上初めてのブンデスリーガ所属チーム同士による決勝戦です。

 どちらのカードも、ホーム&アゥエイ方式の第一試合で勝負は決したという感じでした。

 ドルトムントとレアルの第一戦は、ドルトムントのレバンドフスキ選手の独り舞台でした。試合全体の流れは互角という感じで、両チームに同じ位の得点チャンスがあったと思いますが、レバンドフスキは悉く決めました。

 1点目は、センタリングを右足爪先のワンタッチで押し込みました。レアルも、クリスティアーノ・ロナウド選手が同点ゴールを決めましたが、レバンドフスキがゴール前での強いパスを上手くトラップして2点目。少しオフ・サイド気味でしたが、見事なトラップでした。

 3点目も、ゴール前の強いパスを上手く処理して右サイドから決めています。3つのゴールは、いずれもゴール前の密集状態の中で決めたもので、決して決定的なチャンスとかごっつあんゴールと言うものではなく、ぎりぎりの状況で決め切ったものですから、レバンドフスキ選手の得点能力・競り合いでの強さが際立っていたと思います。
 レバンドフスキの4点目はPKでした。このPK判定は、ハンドなのか押し倒されたのか微妙な感じでした。2点目と4点目は、ドルトムントに少しツキがあったかもしれません。

 第一試合は、4対1でホームのドルトムントが圧勝しました。これで、ドルトムントが圧倒的に優位に立ちました。
 レアル・マドリードとしては、ホームで3対0といったスコアで勝たなくてはならなくなったのです。いかにホームとはいえ、容易なことではありません。

 2013年5月1日、第二戦がレアルのホームスタジアム・ベルナベウで行われました。
 この試合は、前半のチャンスをレアルが逃し続け0対0で折り返したことで、レアルの決勝進出は非常に難しくなりました。

 後半に入り、ゲームメーカーのゲッツェ選手が退いたこともあってか、ドルトムントは守りに徹しました。後半30分過ぎからは、守備ラインがどんどん下がり、ゴールに近づいて行きましたので、レアルのゴールも間近だなと観ていましたが、ベンゼマ選手とセルヒオ・ラモス選手が得点し、2対0とするのが精いっぱいでした。
 やはり、アウェイゲームでの大敗が堪えた形です。

 4対1と0対2という僅差でしたが、ボルシア・ドルトムントが決勝に勝ち上がりました。

 一方、バイエルン・ミュンヘンとFCバルセロナのカードは接戦が予想されましたが、結果はバイエルンの圧勝でした。バルセロナのチームとしてのコンディションが良くなかったのでしょうか、バイエルンの圧倒的な攻撃力の前に、バルセロナは何もすることができませんでした。

 第一試合は、バイエルンのホーム・アリアンツスタジアム。
 前半25分に、バルセロナゴール前で左右にボールを動かしてミュラーが決めて1点目。トマス・ミュラー選手は、豊富な運動量を誇るバイエルンの中でも、際立った動きを魅せるプレーヤーで、現在のバイエルン・ミュンヘン、そしてドイツ代表チームの中核プレーヤーだと思います。

 2点目はマリオ・ゴメス選手がコーナーキックから得点、3点目は自陣ゴール前からフランク・リベリ選手がボールを保持して一気に敵陣に走り込み、逆サイドのアリエン・ロッベン選手が決めました。リベリ選手は60m以上突進したと思いますが、いかにもバイエルンらしいカウンター攻撃でした。そして、フランス代表の中核プレーヤー・リベリからオランダ代表の中核選手ロッベンと繋いでのゴールは、バイエルンの選手層の厚さも感じさせました。

 そして4点目は再びミュラー。バルセロナゴール前でダヴィド・アラバ選手からのパスを右足ワンタッチで決めました。ミュラー選手の位置取りの良さが得点に結びついた形です。試合は、4対0でバイエルンが勝ちました。

 この4対0という得失点差は、もはや決定的という印象を与えました。

 5月2日の第二試合は、バルセロナのホーム・カンプノウでのゲームでしたが、怪我でメッシ選手を欠いていたこともあり、FCバルセロナに輝きは戻りませんでした。

 前半を0対0で折り返した後半4分、バイエルンのロッベン選手が、右サイドを抉り、ペナルティエリアに沿って左に動き、中央にボールを運んでシュートするという、最も得意とする形で1点目を挙げました。
 この形は、ロッベン選手が常にトライするもので、相手チームも十二分に分かっている筈の形なのですが、それでもこうした大試合で得点してしまうというのは、ロッベンの能力の高さを示すとともに、バルセロナ守備陣の元気の無さをも感じさせるものでした。

 バイエルンの2点目は、リベリ選手のセンタリングを、バルセロナ・ディフェンダーがクリアミスしての自殺点。バイエルン側のシュートと見紛うばかりの見事な?ゴールでした。そして3点目は、またまたミュラーが右サイドから決めました。これだけ得点力のあるミッドフィールダーMFは、中々居ないと思います。
 試合は、3対0でバイエルン・ミュンヘンが快勝しました。ホーム・カンプノウでのFCバルセロナの完敗は、ファンに取って衝撃であったと思いますし、現在のバイエルン・ミュンヘンの強さを如実に示していました。

 4対0と3対0という、一方的な内容でバイエルン・ミュンヘンが決勝に進出しました。

 レアル・マドリードとFCバルセロナという、スペイン・リーガエスバニョーラの両雄というか、現在の世界のサッカークラブを代表する両チームは、昨シーズンに続いてベスト4で姿を消しました。
 バルセロナについては、中核となる選手たちが高齢化し、やや疲れが見えると前稿でも書きましたが、レアルの方は戦力的にも十分に戦えると考えていましたので、意外な感じです。これは、スペインの両雄の不調というよりは、ドイツの2チームの調子が素晴らしく良かった、とても充実していたと観るべきでしょう。

 さて、5月25日サッカーの聖地・ロンドンのウェンブリースタジアムのピッチに立つのは、ボルシア・ドルトムントとバイエルン・ミュンヘンという、ドイツ・ブンデスリーガの2チームとなりました。両チームともに、その圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきました。
 サッカー発祥の地の聖地で、ドイツの2チームが優勝を争って戦うというのは、現在の世界のサッカー勢力図を良く示す事象です。
 ドルトムントが勝てば2回目の、バイエルンが勝てばUEFAチャンピオンズカップ時代から通算して5回目の優勝となります。

 戦力的には、やはりバイエルン・ミュンヘンの方が優位にあると考えますが、なにしろ乱暴者?のドルトムントですから、前半の早い段階で再びレバンドフスキ選手が爆発するようなら、試合は縺れるでしょう。ワンマッチゲームですから、試合の流れは重要です。
 ドルトムントにとっては、中心選手のマリオ・ゲッツェ選手が故障から復帰し、出場できるかどうかもポイントです。ゲッツェ選手が出られないようだと、相当苦しいと思います。

 昨シーズンのCL決勝、バイエルン・ミュンヘンはホームスタジアム・アリアンツで、イングランドのチェルシーに、よもやの敗北を喫しました。
 その雪辱を期して、イングランドのウェンブリースタジアムに、勇躍乗り込んでいくのです。
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