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HOME   »   駅伝・マラソン  »  [箱根駅伝2019・往路] 不思議な「1分14秒」差
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 1月2日の往路は、東洋大学チームが優勝、東海大学チームが2位でした。

 天候にも恵まれ、稀に見る高速レースとなった箱根駅伝2019・往路でした。
 優勝した東洋大チームの走破タイム・5時間26分31秒、2位の東海大チームの5時間27分45秒は、共に新記録でした。

 1位と2位の差は1分14秒でしたが、これは見た目より遥かに小さな差でした。
 東洋大チームと東海大チームのレース内容から観ると、考えにくいような小差だったと感じます。

 東洋大の各区間順位は、1区が区間1位、2区が区間4位、3区も区間4位、4区が区間新記録の区間1位、5区が区間8位でした。
 一方の東海大は、1区が区間6位、2区が区間8位、3区が区間7位、4区が区間2位、5区が区間2位でした。

 往路5区間の内、東洋大チームが4区間で東海大を上回り、区間賞も東洋大が2個、東海大は0個でした。
 見た目には東洋大チームが圧倒していたのです。

 ところが、結果は僅かに「1分14秒差」でした。

 5区で東海が東洋を1分34秒追い上げたこともあるのですけれど、それにしても区間賞無しの東海大チームは、「順位よりタイム差」という、駅伝で最も大切な原理を忠実に守って走ったということなのでしょう。

 これまで何度も書いていて恐縮なのですが、「駅伝で順位が大切なのは最終区だけ」なのです。
 東海大チームの各ランナーは、区間順位は悪くとも、その区間で自分より速いランナーに懸命に食い付いて行ったことが良く分かります。
 当たり前のことですが、ラストスパートで競っているランナーより1m前に出るより、例えば箱根駅伝なら5kmから20kmの間で、持てる力を振り絞ってタイムを縮めることの方がずっと大切です。
 ラストスパートで5~10m位置いて行かれることなど、そのことに比べたら小さなことなのです。

 東海大チームは、見た目には「地味なレース」を往路で繰り広げましたが、僅か1分14秒差で2位に付けたのです。

 それが、初の総合優勝の礎となったことは、言うまでも有りません。
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箱根駅伝2019往路・不思議な1分14秒差  
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