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HOME   »   スキー  »  [スキージャンプ週間2018~19] 小林陵侑選手 4戦4勝で総合優勝!
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 1952年から始まった、スキージャンプ競技伝統の大会「スキージャンプ週間」の2018~19年のシリーズにおいて、小林陵侑選手が4戦全勝という好記録で総合優勝しました。
 
 ヨーロッパでは「グランドスラム」と呼ばれる偉業で、60年以上の歴史上、2001~2年のスヴェン・ハンナバルト選手(ドイツ)、2017~18年のカミル・ストッフ選手(ポーランド)に続く3人目の達成者となりました。

 スキージャンプ競技に対する注目度が極めて高いヨーロッパにおいて、小林選手の快挙は大きく報じられ、「歴史を作った」という最大級の称賛が並んでいます。

 当然ながら、通常のジャンプ週間は、4戦中2勝あるいは3勝して優勝することが多く、20世紀においては1勝もせずに、上位の成績を積み上げての優勝も珍しいものではありませんでした。
 世界トップクラスのプレーヤー達を相手にしての大会においては、1勝を挙げることも至難の技であることは言うまでも無いでしょう。別に、ジャンプ競技に限ったことではありません。

 ここで、「ジャンプ週間」をおさらいしておきましょう。

① 毎年の年末年始8日間に、ドイツとオーストリアの4つの台で4連戦が行われます。
② 日程および4つの台は、12月30日がドイツのオーベルストドルフ、1月1日がドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘン、1月4日がオーストリアのインスブルック、1月6日がオーストリアのビショフスホーフェンとなっています。

 台の形状はもちろんとして、天候も異なる4台で、8日間に渡って戦い「4連勝」するというのは、まさに奇跡的なことでしょう。
 日本人ジャンパーの力を欧州中、世界中に知らしめる「偉業」なのです。

 今シーズン当初から、小林選手の好調が伝えられていましたが、まさか「ジャンプ週間総合優勝」を成し遂げるとは思いませんでしたし、4戦全勝というのは想像もしていませんでした。
 今風に言えば「神の領域」のプレーでしょう。

 ワールドカップにも組入れられているジャンプ週間の4勝を加えて、小林選手は今季ワールドカップ通算8勝となり、日本人ジャンパーのシーズン勝利数記録をも塗り替えました。
 本当に素晴らしいことです。

 昨年ワールドカップ3勝目を挙げた時だったと記憶していますが、小林選手の「今は負ける気がしない」というコメントが報じられました。世界の強豪選手達を前にして、随分強気なコメントだと感じましたが、その気持ちの強さも今回の偉業を支えたものなのでしょう。

 1月6日のビショフスホーフェンの第4戦、1本目135.0mで4位に付けた小林選手が、2本目で137.5mの大ジャンプを魅せて大逆転勝利を挙げました。
 既にジャンプ週間で3勝している小林選手としては、「失敗ジャンプ」のリスクを回避して、4位のままで4戦目を終えたとしても総合優勝できたのであろうと思いますが、ここでも敢然と勝ちに行ったところに、精神面の充実を感じます。

 衛星放送ユーロスポーツは2本目のジャンプについて、「日本人は度胸を見せつけた。彼は衝撃的なジャンプで首位へと唸りを上げて進んだ」と報じました。ヨーロッパの関係者が観ても「度胸を見せつけた」試技だったのです。

 瞬く間に、日本のエースに踊り出た小林陵侑選手は、あっという間に「世界のスキージャンプ史に不滅の記録」を刻みました。

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