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HOME   »   NFL  »  [全米カレッジフットボール-6] ピーチボウルとフィエスタボウル そして「ニューイヤーシックス」
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 20世紀の末になって、アメリカのカレッジフットボール界に「全米王者を直接対決によって決めて行こう」という動きが、具体化してきたことを見てきました。
 今回は、その仕組みづくりに新たに加わった2つのボウルゲームを採り上げます。

 20世紀の前半に生まれた4大ボウルが、年月を経るごとに人気を上げ、アメリカ合衆国を代表するスポーツイベントに成長して来たのですが、その記事の中でも書いたように、商業ベースで十分に採算に乗る、それどころか「とても儲かる」となれば、全米で「絶大」な人気を誇るカレッジフットボールですから、「私達の街でもボウルゲームを」という機運が全米各地で高まるのは、自然なことでしょう。

 20世紀の後半には、全米各地で数多くのボウルゲームが立ち上げられたのです。
 数え切れない程のボウルゲームが、全米各地で立ち上げられました。
 
 その中で、21世紀に至って「4大ボウルゲームと並んで重要な役割」を果たしているのが、ピーチボウルとフィエスタボウルでしょう。

 ピーチボウルはジョージア州アトランタで、これは大晦日=12月31日に行われることが多いボウルゲームです。
 1968年に創設されました。
 現在の会場は、メルセデスベンツ・スタジアム(NFLスーパーボウル2019の会場)です。以前は、隣地に在るジョージア・ドームでした。(ジョージア・ドームの隣地にメルセデスベンツ・スタジアムが建てられたと言った方が正確です)

 一方のフィエスタボウルは、アリゾナ州グレンデールで開催されているボウルゲームです。
 1971年に創設されました。
 こちらも当初は12月下旬に開催されることが多かったのですが、近時は1月1日あるいは2日に開催されるようになりました。
 会場は、当初はサン・デビル・スタジアムで行われ、2007年からはステートファーム・スタジアムでの開催となっています。ステートファーム・スタジアムもNFLスーパーボウル2008の会場となりました。
(スーパーボウルの会場となったという表記は、70,000人以上の収容能力を備える巨大な施設という意味です)

 さて20世紀後半に、全米中で数多く生まれたであろうボウルゲームの中で、ピーチボウルとフィエスタボウルを採り上げているのは、この2つのボウルゲームが、現在の「カレッジフットボール・プレーオフ」制度の中で、重要な役割を果たしているからです。

 20世紀の4大ボウルゲームと、この2つのボウルゲーム、つまり、ローズボウル、シュガーボウル、オレンジボウル、コットンボウルとピーチボウル、フィエスタボウルの6つのボウルゲームにおいて、「カレッジフットボール・プレーオフにおける準決勝戦が、持ち回りで開催されるルールとなっているのです。

 年末年始に行われる、これらの6つのボウルゲームは、現在では「ニューイヤーシックス」と呼ばれ、特別な扱いを受けています。
 現時点では「21世紀の6大ボウルゲーム」という位置付けであろうと思います。(時代が2100年近辺まで進んだ時に「21世紀の6大ボウルゲーム」と呼ばれているかどうかは分からないところですが・・・)

 毎年、この6大ボウルの内の2ゲームが「プレーオフ」の準決勝戦となり、これを勝ち上がった2チームが翌週→1月の第2月曜日に開催される「全米王者決定戦」に進出して、覇を競うのが「カレッジフットボール・プレーオフ制度」です。(従って、全米王者決定戦の日程が最初に決まり、準決勝が開催されるボウルゲームの日程が決まる形となりますから、歴史的に1月1日に開催されることが原則であったボウルゲームが、12月の最終週に前倒しで開催される場合があります)

 年末年始のカレッジフットボール6大ボウルゲームと全米王者決定戦、そしてNFLポストシーズンの進行、そして2月月初のスーパーボウル・・・。
 12月末から2月初めにかけての時期は、アメリカンフットボールファンには、本当に「至福の季節」なのでしょう。

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