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HOME   »   大相撲  »  [大相撲2019・3月場所・千秋楽] 「勝負は厳しいと言うが、これ程厳しい取組は見たことが無い」
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 千秋楽の栃ノ心VS貴景勝の取組の際に、NHK大相撲テレビ放送の解説者・舞の海秀平氏が語った言葉です。

 14日目まで7勝7敗の栃ノ心、3月場所カド番の栃ノ心が負ければ「大関からの陥落」、9勝5敗の貴景勝が負ければ「大関取りならず」の可能性が高い、一番という、本当に両力士にとって「絶対に負けられない戦い」となってしまったのです。

 三役揃い踏みからの流れで仕切りが続きました。
 そして立合い、両力士互角の立合いに観えましたが貴景勝の方が低かったので、もりもりと押します。
 栃ノ心は懸命にまわしを手繰りますが全く届かず、貴景勝が一気に押し出しました。
 「電車道」の完勝でした。

 堂々と当たって行った栃ノ心の取口も、この取組を盛り上げました。

 立合い前に、もうひとりの解説者・北の富士勝昭氏は、「栃ノ心は立合いに注文を付けるような力士では無い。そういう力士ではないが、あまりに重い取組なので『絶対に無い』とは言えない」とコメントしました。
 一気に出てくるであろう貴景勝に対しての「立合いの注文」は確かに有効に見えましたし、とにかく「勝てば良い」、内容は問わない取組、ある意味では「何をやっても許される」取組だったのかもしれませんから、栃ノ心が普段ならやらないプレーを行う可能性もあったのです。

 しかし、栃ノ心は堂々と立合い、貴景勝の当りを堂々と受けて、堂々と?押し出されました。(変な書き方で恐縮です)
 後世に語り継がれる「堂々たる相撲」であったと感じます。

 貴景勝はこの一番に勝って10勝とし、直近3場所の勝ち星を34勝としました。
 大関に推挙されるか否かは「勝ち星数」だけによるものではないことは当然のことですが、最新の場所が9勝と言うのでは「勢い」に欠けます。
 
 単に3場所33勝と言うのであれば、12勝・13勝・8勝でも良いことになりますが、おそらくはそうした展開では大関には推挙されないというか、検討の場、「まな板の上」に乗らないでしょう。
 
 そして、「勢い」を持って33勝をクリアした後には、「相撲の内容」が問われることとなります。
 その内容と言う面で、この千秋楽の相撲は100点満点でした。

 3月27日には、新大関・貴景勝が誕生することになります。

 2019年3月場所千秋楽の「栃ノ心VS貴景勝」は、立派な取組でした。

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大相撲2019年3月場所千秋楽・とても厳しい取組  
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