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HOME   »   NFL  »  [全米カレッジフットボール-10] オハイオ州立大学バックアイズ
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 「20世紀の4大ボウルゲーム」の全てに勝っているのがオハイオ州立大学チームです。

 これは「有るようでなかなか無い」記録でしょう。
 バックアイズは、カレッジフットボールの名門チームなのです。

 アメリカ合衆国オハイオ州コロンバスに在るオハイオ州立大学自体が、全米屈指の名門公立総合大学です。
 創立は1870年、公立名門校が集う「パブリックアイビー」のひとつです。

 そのオハイオ州立大学のフットボールチームの活躍は、全米に鳴り響いています。
 
 ローズボウルでは、1950年の初勝利を皮切りに8度の勝利を重ねています。
 今年2019年1月1日に行われたゲームでも勝利しました。

 シュガーボウルでも、1999年の初制覇から2015年までに3度の勝利。

 オレンジボウルでも、1977年に勝利。

 コットンボウルでも、2017年に勝利しているのです。

 出場チームが、決められたカンファレンス所属という「伝統的な条件」がある4大ボウルにおいて、それを全て制覇しているというのは、凄いことだと思います。
 もちろん、ボウル・チャンピオンシップ・シリーズBCSやカレッジフットボール・プレーオフの開始に伴って、伝統的なボウルゲームの出場校が、「全米王者決定戦」に向けて変化してきたことが、全てのボウルゲームに出場できることになった要因のひとつなのですけれども、それにしても、少ない出場機会を活かして勝利するというのは、容易なことではないでしょう。

 数ある「カレッジフットボール名門チーム」の中でも、オハイオ州立大学バックアイズは「21世紀になってもとても強い」チームと言って良いと思います。

 4大ボウルゲームに比べて、少し新しいフィエスタボウルにおいても大活躍しています。
 1983年にピッバーグ大学パンサーズを破って初勝利を挙げると、2002年、2003年、2005年、2015年、とこれまで6勝、2008年、2016年には惜しくも敗れていますが、出場するだけでも大変なことですから、21世紀におけるバックアイズの強さには驚かされるばかりです。

 そして「プレーオフ制度」がスタートした2015年1月12日の全米王者決定戦(AT&Tスタジアム)では、オレゴン大学ダックスを42-20で下して、全米王者に輝きました。

 「21世紀にも強い」オハイオステート・バックアイズですから、NFLで活躍するOBも現役選手が目白押し。

 まずはジョーイ・ボッサ選手。ロサンゼルス・チャージャーズのディフェンスエンドDEです。2016年にデビューし、2017年にはプロボウルにも選ばれました。J.J.ワット選手(ヒューストン・テキサンズ)2世との呼び声も高い、若手ディフェンダーです。

 続いてはエゼキエル・エリオット選手。ダラス・カウボーイズのランニングバックRBです。やはり2016年にデビューし、その年にプロボウル選出。

 続いては、マイケル・トーマス選手。ニューオーリンズ・セインツのワイドレシーバーWR。やはり2016年デビューですが、クオーターバックQBドリュー・ブリーズ選手を中心とした華麗なパス攻撃のチームにおいて、既にエースレシーバーです。

 前述のボッサ選手やエリオット選手、トーマス選手が在籍した頃のバックアイズが強かったのは、自然なことなのでしょう。2014年シーズンの全米チャンピオン、ビッグ・テン・カンファレンス優勝に輝いています。

 続いては、キャメロン・ヘイワード選手。ピッツバーグ・スティーラーズのDEです。2011年デビュー。「鉄のカーテン」を誇るスティーラーズで、プロボウルとオールプロに選出されています。

 続いては、マルコム・ジェンキンズ選手。フィラデルフィア・イーグルスのフリーセイフティFSです。NFLデビューは2009年、ニューオーリンズ・セインツのコーナーバックでした。この2チームで、2010年(第44回)と2018年(第52回)の2度のスーパーボウル制覇に貢献しています。2チームで2度のスーパーボウル、そして2度の制覇というのは、マルコム・ジェンキンズ選手の「星の強さ」を感じます。

 さて、ミシガン大学ウルヴァリンズの記事の中で、ミシガン・スタジアムが全米大学の中で最大と書きましたが、オハイオステート・バックアイズのホーム、オハイオ・スタジアムも100,000人以上を収容する巨大なものです。
 バックアイズは、全米屈指のハイレベルなカンファレンスであるビック・テン・カンファレンスに所属しています。そして、ウルヴァリンズとは伝統的なライバル関係にあります。ただでさえ入手困難なバックアイズ戦チケットですが、オハイオ州立VSミシガンのチケットはなかなか手に入らないそうです。

 ちなみにバックアイズとは「トチノキ」のことで、オハイオ州が”Buckeye State”と称されることに由来しています。
 オハイオ州立大学は、オハイオ州を代表する大学なのです。
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