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HOME   »   サッカー  »  [欧州サッカー] 主要リーグの優勝チーム決まる。
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 欧州サッカーにおける主要リーグの、2012年~2013年シーズンの優勝チームが決まりました。順不同で記載します。

① ドイツ・ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン
② スペイン・リーガエスバニョーラ FCバルセロナ
③ イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド
④ イタリア・セリエA ユベントス
⑤ フランス・リーグアン パリ・サンジェルマン
⑥ オランダ・エールディヴィジ アヤックス

 見事に「本命サイド」の結果となりました。各国リーグを代表するチームが、これだけ揃って優勝したシーズンも、あまり記憶にありません。

 ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは1900年の創設。チームカラーは赤。常にブンデスリーガの中心的なクラブとして存在し、これが23回目のリーグ制覇です。国内最大のカップ戦DFBボカールでも15回の優勝を誇ります。そして、欧州のクラブチームの実力比較を行う場合に、最も良い物差しとなるUEFAチャンピオンズ・リーグCLでも4度の優勝を果たしていますから、まさにドイツを代表するクラブチームです。

 今季は、ゴールキーパーGKのノイアーやフォワードFWのミュラー、ミッドフィールダーMFのジュバインシュタイガー、ディフェンダーDFのボアテング、ラームといった多くのドイツ代表プレーヤーに、MFのリベリ(フランス)、ハビ・マルチネス(スペイン)、マンジュキッチ(フランス)、ロッベン(オランダ)、アラバ(オーストリア)、DFのラフィーニャ(ブラジル)、FWのピサーロ(ペルー)といった世界各国の代表プレーヤーを加えた、圧倒的な布陣で優勝を勝ち取りました。

 分厚い中盤をベースとした得点力が抜群でした。現時点では、ブンデスリーガはもちろんとして、世界最強のクラブチームでもあると思います。

 スペイン・リーガエスバニョーラは、その戦力からしてFCバルセロナとレアル・マドリードの優勝争いとなることは予想されていましたが、バルセロナが制しました。
 FCバルセロナは、1899年の設立。チームカラーはえんじと青。レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードとともに、リーガ・エスバニョーラの3強として常にリーグを牽引する存在です。今回の優勝でリーガ・エスバニョーラのプリメーラ・ディビジョン(1部)で22回目の優勝、国内最大のカップ戦コパ・デルレイ(スペイン国王杯)でも26回の優勝を誇ります。そして、UEFA-CLでは4度の優勝を果たしています。

 華麗なパスサッカーが持ち味です。今季も、FWのメッシ(アルゼンチン)、ビジャ、MFのシャビ、イニエスタ、セスク・ファブレガス、ブスケツ、ドス・サントス(メキシコ)、DFのプジョル、アルバ、GKのバルデスといったスタープレーヤーを有して、レアル・マドリードとの競り合いを勝ち抜きました。
 戦力は下降気味と指摘されますが、スペイン代表チームの中核メンバーを主体としたチームですから、まだまだ世界屈指のクラブであると思います。

 イングランド・プレミアリーグは、マンチェスター・ユナイテッドがキッチリと優勝しました。マンチェスター・ユナイテッドは、1878年の設立。チームカラーは赤。イングランド1部リーグ時代から通算してリーグ戦20回目の優勝です。マンUは、イングランド1部リーグ時代よりも、1992年にスタートしたプレミアリーグになってから、加えてアレックス・ファーガソン監督が指揮を執るようになってから、優勝を積み重ねるようになりました。現在では、イングランドを代表するクラブと言ってよいでしょう。
 イングランド最大のカップ戦FAカップの優勝も11回を数えますし、UEFA-CLも3度制しています。

 FWに、ファンペルシ(オランダ)、ルーニー、ウェルベック、エルナンデス(メキシコ)、MFにアシュリー・ヤング、香川(日本)、ナニ(ポルトガル)、スコールズ、ギグス(ウェールズ)、DFにファーディナンド、ダ・シウバ(ブラジル)、エヴラ(フランス)といったプレーヤーを擁して優勝しました。
 アーセナル、チェルシー、リバプールとともにリーグ4強と呼ばれますが、現状の戦力を観ると、プレミアリーグはマンチェスター・ユナイテッド中心の時代が続きそうです。
 
 イタリア・セリエAは、ユベントスが順当に制しました。ユベントスは、トリノに本拠地を置く1897年設立のチームです。チームカラーは白と黒(縦縞)。リーグ優勝は1905年に始まり今回で29回目、リーグ最多優勝回数を誇る、セリエA屈指の名門チームです。(ACミランの優勝回数18回と比較しても、ユベントスの歴史と伝統が解ります)
 イタリア最大のカップ戦コッパイタリアも9回優勝していますし、UEFA-CLも2度制しています。

 ユーロ危機の影響もあってイタリア経済が低迷している為でしょうか、今季のセリエAは観客の入りも極めて悪く、各クラブの経営状態も良くありません。結果として、セリエAから世界各国の一流プレーヤーが放出されてしまっていますが、まだユベントスには良い選手が残っているのです。
 MFのピルロ、マルキジオ、ビダル(チリ)、アサモア(ガーナ)、DFのボヌッチ、バルツアッリ、キェッツリーニ、FWのヴチニッチ(モンテネグロ)、ベントナー(デンマーク)、アネルカ(フランス)、そしてGKのブッフォンといったメンバーです。
 セリエAの他のチームに元気がありませんから、当分の間はユーベにセリエAの威信を守ってもらうことになりそうです。

 フランス・リーグアンを制したパリ・サンジェルマンは、1970年設立と、ここまで書いてきたチームと比べて、とても新しいチームです。チームカラーは紺と赤。今回の優勝で、リーグアン3回目の制覇、国内のカップ戦クープ・ドゥ・フランスは8回優勝しています。UEFA-CLの優勝はありません。

 本ブログでも何回か書いていますが、豊富な資金力を背景に今季一気にチーム力を向上させて、現在ではリーグアンを代表する戦力を擁するクラブとなりました。そして、順当に優勝した形です。
 FWのイブラヒモビッチ(スウェーデン)、ラベッシ(アルゼンチン)、MFのパストーレ(アルゼンチン)、モッタ(イタリア)、ルーカス(ブラジル)、メネス、DFのチアゴ・シウバ(ブラジル)、アレックス(ブラジル)、マクスウェル(ブラジル)といった、外国人プレーヤーが主体のチーム構成になっています。今後地元フランス人プレーヤーを加えて行くと、より良いチームに成るでしょう。

 19年振りのリーグ制覇でしたからファンの喜びも大きく、優勝パレードは発煙筒も沢山炊かれて、大変な騒ぎになったようです。パリっ子サッカーファンにとっては久しぶりの歓喜だったということでしょうが、今後はもっと頻繁にパレードを観ることができるのではないでしょうか。

 最後は、オランダ・エールディヴィジです。ここもオランダリーグを代表する名門チーム・アヤックスが制しました。アヤックスは、アムステルダムを本拠地とする1900年創設のクラブです。チームカラーは赤と白。

 これで、エールディヴィジの優勝は32回目、オランダカップも18回制しています。そして、UEFA-CLも4度制覇しているのです。アヤックスのチャンピオンズ・リーグ優勝回数4度は、バイエルン・ミュンヘンやFCバルセロナと並ぶもので、マンUより多いのです。アヤックスが、欧州を代表するクラブのひとつであることを如実に示しています。

 今季のアヤックスのチーム構成には、大きな特徴があります。まるで「デンマーク代表チーム」の様なのです。
 MFは、シェーネ(デンマーク)、エリクセン(デンマーク)、ボウルセン(デンマーク)、アンデルセン(デンマーク)にデ・ヨング(スイス)を加えた布陣、DFはファン・ライン、モイサンデル(フィンランド)にデンマークのボイルセン、FWはスレイマニ(セルビア)、シグソールソン(アイスランド)、クエンカ(スペイン)といった若い選手達で固めています。

 欧州におけるサッカー王国のひとつオランダですが、その代表的クラブであるアヤックスに、自国の代表クラスの選手が少ないのは意外なところです。

 以上、欧州サッカーの主要6リーグの今季優勝チームを紹介してきました。頭書の通り、今季は本命チームが順当にリーグを制した形となっています。
 6つのチームに共通しているのは、攻撃力に勝るチームであることです。ボールが軽くなり操作しやすくなっていることもあってか、堅い守りで1点を守り抜くというタイプのチームがリーグ戦を勝ち抜くのは、難しい時代になっているのかもしれません。

 それにしてもいつの時代も、欧州各国のサッカーリーグには世界中から素晴らしいプレーヤー達が集結しています。また、この6つの国以外にも各国にリーグがあるのです。
 欧州サッカーの歴史と伝統の深さに、今更ながら感服します。
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