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HOME   »   競馬  »  [競馬コラム240] ダービーステークス2019
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 6月1日、2019年のダービーステークスがイギリスのエプソム競馬場(左回り芝コース・約2,410m)で行われました。

 もとより、「ダービー」はイギリス発祥のレースですから、本家のレースをイギリスダービーや英ダービーというのも不自然。本来なら「Theダービー」とでも呼びたいところですが、あまり一般的な呼び方では無いので、本稿では「ダービーステークス」と呼ぶことにします。

 さて、レース結果です。

1着 アンソニーヴァンダイク 2分33秒38
2着 マッドムーン 1/2馬身差
3着 ジャパン ハナ差
4着 ブルーム 短アタマ差
5着 サードラゴネット 短アタマ差
6着 サーカスマキシマス 4と1/2馬身差

 アンソニーヴァンダイクが快勝したレースですが、このレースには大きな特徴が3つあります。

① エイダン・オブライエン厩舎の「7頭出し」

 全13頭が出走したダービーステークス2019ですが、過半の7頭がエイダンA・オブライエン厩舎でした。
 イギリス競馬界におけるA.オブライエン厩舎の影響力は、減ずるどころか益々増大している印象です。(本ブログの2018年2月17日の記事「[競馬コラム201] エイダン・オブライエン調教師の凄さ」をご参照ください)

 ちなみに、このレースの1着、3~6着はA.オブライエン厩舎所属でした。
 逆に言うと、「7/13頭も出して優勝できなかったとすれば」、とても残念ということかもしれません。

 ちなみに、5月4日に行われた2000ギニー競走2019も、A.オブライエン厩舎のマグナグリーシアが優勝しています。

② アイルランド馬の強さ

 そもそも、A.オブライエン厩舎がアイルランドの厩舎ですので、結果としてこうした傾向になるのですけれども、このレースの1着・2着・4~6着はアイルランド馬でした。上位6頭では3着のジャパンだけがイギリス馬です。
 もともとアイルランド馬はとても強かったのですけれども、21世紀になって一層この傾向が強くなっているように観えます。

③ ガリレオ産駒の強さ

 2001年のダービーステークスと愛ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを制したガリレオは、2010年代のイギリスとアイルランドのリーディングサイアーを連続して獲得している大種牡馬ですが、今年のダービーステークスでも、1着のアンソニーヴァンダイクや3着のジャパンがガリレオ産駒です。

 欧州競馬における、種牡馬としてのガリレオの存在感は、日本におけるディープインパクト以上のように感じられますが、21歳になった現在でも、その力はいささかも衰えていないという印象です。
 特に、2,400mのレースに強い感じがします。

 1780年に始まり、今年2019年で第240回!を数えるダービーステークスですが、決して「古ぼける」ことがなく、21世紀になっても、欧州の競馬、あるいは世界の競馬を牽引する存在であり続けているところが、「さすが」です。

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