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HOME   »   MLB  »  [MLB2019] コンディションが上がってきた 大谷翔平選手
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[6月13日・トロピカーナフィールド]
ロサンゼルス・エンゼルス5-3タンパベイ・レイズ

 第一打席で、今シーズン第8号ホームランを左中間スタンドにライナーで叩き込んだ大谷選手は、第2打席で左中間2塁打、第3打席に1塁手の頭上を抜ける3塁打(スライディングしなくとも3塁を陥れたスタンドアップ・トリプル)と畳み掛け、第4打席をセンター前ヒットとして、サイクル安打を達成しました。4打数4安打での、綺麗な達成でした。

 日本出身プレーヤーとしてMLB史上初の「快挙」と報じられています。
 また、MLB史上326人目の記録とも報じられました。

 第1打席のホームランに良く現れていますが、「バットヘッドが下がらなくなって」きましたから、6月半ばに至って、大谷選手の調子が相当上がってきていると感じます。

 故障・手術明けのプレーヤーとして、5月7日に復帰した大谷選手ですけれども、当然のことながら、「試合に耐えうる体作り」「試合勘の回復」「長期連戦の移動負担への対応」「外角攻め・内角攻め・左投手起用の様な相手チーム・投手の大谷対策への適応」といった、とても難しい多くの課題に一歩一歩取組んできたのです。

 何しろ、舞台が世界最高のベースボールのフィールドですから、その困難さは半端なものではありません。いかに大谷選手を持ってしても、コンディションを上げて行くのは、とても難しいものだったと考えるのが妥当でしょう。

 5月の復帰当初は「バットヘッドが下がり気味」で、投球がそのバットの下に当たることが多かったため「凡ゴロ」の山を築いていた印象でした。

 これは、現役時代のイチロー選手や松井秀喜選手にも共通していると感じますが、「調子が良い時にはバットが地面と水平に振られているように観える」のです。
 これは、投球の高低にかかわらず「水平に観える」のが深遠なところです。

 大谷選手の復帰後2週間位までは、バットヘッドがかなり下がっていました。
 復帰後1ヵ月位で、だんだん上がり始めました。
 そして、このゲームの第1打席のホームランは、水平に近いスイングになっていたと感じます。「あとバットヘッドの太さ1本分位・10cm位」バットヘッドが上がって出てくるように観えてくれば、完全復調なのではないかと、勝手に考えています。
 頭書のサイクル安打は、完調まであと少しというところで実現されているのでしょう。

 少しずつ、しかし着実に、自らのコンディションを良い方向に持って行き、その途中経過時期・まだまだ調子が上がっていない時期においても、ホームランを始めとして相応の成績を残しているところ、そして「完全復帰に向けての努力中の苦労・苦心をファンには少しも感じさせない」ところが、大谷翔平選手の凄いところだと思います。

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