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HOME   »   大相撲  »  [大相撲2019・7月場所] 安美錦関 引退
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 7月16日、安美錦の引退が報じられました。

 今場所2日目に右膝の怪我が悪化し3日目から休場していました。
 このままでは幕下に陥落してしまうと心配していましたが、この日の引退発表となったのです。
 致し方無いことなのでしょうが、大ファンのひとりとしては、とても寂しい気持ちです。

 もう「あの相撲」が観られないのです。

 相撲どころ青森県深浦町出身。
 1997年初場所18歳で初土俵を踏み、2000年の名古屋場所で新入幕、ここまでは20世紀の話です。爾来今日まで土俵を湧かせてきました。振り返ってみれば「気の遠くなるような」歳月です。
 40歳となった現在、幕内最年長力士としても長く土俵に上がり続けた安美錦ですから、輝かしい記録も沢山あります。
① 通算勝ち星 907勝(歴代8位)
② 三賞受賞 10回(殊勲4、敢闘2、技能6)(歴代10位タイ)
③ 金星 8個(現役最多タイ)
④ 関取在位 117場所(歴代1位タイ)

 角界を代表する「技能派力士」としての存在感は何時の時代も大きく、「大相撲の看板力士」として輝き続けた力士人生でした。

 とはいえ、こうした「記録」もさることながら、安美錦は「記憶」に残る力士であったと感じます。

 技能派といっても、基本的には「持ち前の前に出るパワー」をベースにした取り口でした。
 相手力士が「安美錦が何かやるに違いない」と腰を引いて準備していると、そのまま押し出すという相撲が多かったと思います。肩や背中や腰で押し出すこともありました。
 もちろん、立合いや土俵際での「巧みな相撲」は常に大向うを唸らせるものでした。
 ファンが多かったことは、言うまでもありません。

 「技のデパート」というよりは、「こうすれば相撲に勝てる」という自在の攻めが多かったのです。
 相手力士の特徴を良く把握し、その取組の流れを計算に入れ、勝つために必要なプレーを展開するというタイプの「技能派」でしょう。
 「送り投げ」や「送り引き落し」といった技は、安美錦らしい決まり手かもしれません。
 こうしたやり方が、安美関に最も合っていたのだと思います。

 その意味では、「他に類を見ないタイプ」であったようにも感じます。
 大袈裟に言えば「安美錦の前に安美錦無く、安美錦の後にも安美錦無し」ではないでしょうか。

 引退後は年寄「安治川」を襲名すると報じられています。

 安治川親方には、第二の安美錦を育てるのは相当に難しいと思いますので、個々の力士の持ち味を最大限生かす育成、に注力していただければと思います。
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