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HOME   »   競馬  »  [競馬コラム245・凱旋門賞2019] エネイブル号を破る馬は現れるのか?
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 第98回凱旋門賞が迫りました。
 10月6日、舞台はいつものパリ・ロンシャン競馬場です。

 日本からは、キセキ、ブラストワンピース、フィエールマンの3頭が挑みます。
 欧州以外の地域の馬が勝ったことが無い凱旋門賞ですから、日本馬がなかなか勝てないのも不思議では無いのですが、エルコンドルパサーやオルフェーヴルの2着惜敗など、いまや日本競馬の悲願でもある「凱旋門賞制覇」に向けて、頑張っていただきたいものです。

 とはいえ、今年も「大本命」が存在します。
 エネイブル(5歳牝馬)です。
 2017年、2018年と連覇を成し遂げ、3連覇を目指して勇躍出走してくるのです。
 3連覇となれば、これは「凱旋門賞史上初」です。

 2017年・3歳時から強かった(オークスG1、アイリッシュオークスG1、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS・G1、ヨークシャーオークスG1、凱旋門賞G1とG1を5勝)エネイブルですが、4歳時にも凱旋門賞とブリーダーズカップターフG1を勝ち、5歳になってもG1エクリプスS、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ヨークシャーオークスを制して、G1通算10勝。
 他格付けのレースを含めて、13戦12勝・3着1回という、おそらくは「21世紀最強牝馬」の実績を積み上げています。

 3歳時には、いわゆる「斤量に恵まれた3歳牝馬」という面もあると言われていましたが、4歳になっても、5歳になっても、全く「負けることを知らない」というのですから、これはもう歴史的名馬の仲間入りを果たしている感じがします。

 その勝ちっぷりも、2017年の凱旋門賞は2と1/2馬身差で快勝したかと思えば、2018年の凱旋門賞は短クビ差という接戦を制していますし、2017年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを4と1/2馬身差で圧勝したかと思えば、2019年の同レースはクビ差で競り勝ちました。
 つまり、ちぎっても勝てるし、競っても強い、ということになって、「死角」が見当たらない様子なのです。

 この「21世紀最強牝馬」の3連覇に「いちゃもんを付ける」ことはとても難しいのですが、強いて言えば、「3・4歳時に比べて5歳になってから2着馬との着差が小さくなっている傾向が有る」という点と、「凱旋門賞を3連覇した馬は居ない。あのタンティエームでも、リボーでも、アレッジドでも2連覇しか出来なかったのだから、無理だろう」という、あまり合理的ではないものしかないように、観えます。

 2019年のレースでエネイブルのライバルになりそうなのは、ガイヤース(4歳牡馬)、ヴァルトガイスト(5歳牡馬)あたりなのでしょうが、やはりエネイブルの優位は動かないと感じます。
 加えて、斤量に恵まれていると言われる「3歳牝馬」が2019年のレースには居ないのです。

 凱旋門賞2019、エネイブルを破る馬が現れるのでしょうか。


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