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HOME   »   ラグビー  »  [ラグビーワールドカップ2019-22準々決勝] オールブラックス 圧倒的なスピードで快勝!
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[10月19日・東京スタジアム]
ニュージーランド46-14アイルランド

 ニュージーランドチームが試合を終始支配し、最近の4年間・3試合で1勝2敗と苦手?としていたアイルランドチームに快勝しました。

 スタンドオフSOリッチー・モウンガ選手のペナルティーゴールPGで先制したニュージーランドは、前半10分、相手ゴール前の波状攻撃から、スクラムハーフSHアーロン・スミス選手のトライ&モウンガ選手のコンバージョンゴールで、10-0とリードを広げました。

 アイルランドチームの強固なディフェンスに遭い、なかなかトライを挙げられなかったニュージーランドチームでしたが、ゴール前に僅かに空いた「穴」を突いたスミス選手のファインプレーです。これでニュージーランドは「いつもの試合運び」ができるようになりました。
 「巡航運転」のオールブラックスは、とても強いのです。

 圧倒的なスピード・俊敏性をベースとした「基本に忠実な」プレーの連続で、相手チームを圧倒して行くのです。

 前半20分には、スミス選手の2本目のトライが、左隅に決まりました。
 ラックから、アイルランドディフェンダーが不在の左隅に飛び込んだものでしたが、これも冷静に相手の布陣を把握した上での、SHのファインフレーでした。
 ワールドカップ準々決勝という大舞台で、SHが2連続トライというのも、いかにもオールブラックスらしいというか、オールブラックス以外のチームではまず観られないものでしょう。
 超強力なフォワードFW陣・バックスBK陣を擁しながら、トライはハーフ団、それもSHが挙げているのですから・・・。

 前半32分には、十八番の「ひとりキックパス」でフルバックFBボーデン・バレット選手が綺麗なトライを決めました。ボーデン・バレット選手は、パントでもゴロでも「自分で蹴って、自分でキャッチする、ひとりキックパス」を得意としています。このキックが、怖ろしい程に正確無比なのです。
 この時も、「少し外側に転がるように」蹴っています。アイルランドプレーヤーが追い付き難いようにとのプレーだと思いますが、強さといい方向と言い完璧なキックでした。

 前半は、ニュージーランドチームが22-0とリードして終わりました。

 後半8分には、フッカーHOコーディ・テイラー選手がトライを挙げ、ゴールもなって、29-0とリードを広げました。反撃を狙っていたアイルランドチームの気勢を削ぐに十分なトライでした。

 試合の勝敗は決しました。
 こうなると、ニュージーランドチームの「完封勝ち」がなるか否か、に注目が集まりましたが、さすがに「ワールドカップ準々決勝での零敗」というのは、語り継がれる伝説になりかねませんので、アイルランドチームの必死の攻撃が始まりました。

 ロックLOプロディー・レタリック選手に代わって入ったマット・トッド選手のトライで、ニュージーランドチームが34-0と差を広げた後の後半29分、アイルランドチームのセンタースリークオーターバックCTBロビー・ヘンショー選手がトライを挙げ、36分には認定トライも挙げて、面目を保ったのです。

 全体としては、オールブラックスの強さばかりが目立つゲームとなりましたが、特に「プレーの素早さ」という点では、他チームの追随を許さないものがあることを明示しました。

 このオールブラックスに対抗して行くためには、「攻撃がスピードに乗る前に芽を摘む」プレーが必要なのでしょう。そして1対1の力勝負に持って行けるようなら、「互角」の勝負(それでも「互角」というのが凄いところですが)に持ち込めると思います。

 このところ大接戦を演じてきた強敵・アイルランドチームを、これ程に圧倒して魅せたオールブラックスの強さは本物です。

 準決勝のイングランド戦では、どのようなプレーを魅せてくれるのでしょうか。

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