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HOME   »   サッカー  »  [U-23アジア選手権2020タイ大会] 日本代表チーム 最下位でグループリーグ敗退
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[1月9日・グループB・第1戦]
サウジアラビア2-1日本

[1月12日・グループB・第2戦]
シリア2-1日本

[1月15日・グループB・第3戦]
カタール1-1日本

[グループB最終成績]
1位 サウジアラビア 2勝1引分 勝点7
2位 シリア 1勝1敗1引分 勝点4
3位 カタール 3引分 勝点3
4位 日本 2敗1引分 勝点1

 東京オリンピック2020の代表チームが出場した大会でしたが、結果は惨憺たるものでした。この大会で日本チームがグループリーグで敗退するのは史上初めてと報じられています。
 日本代表チームは「開催国枠」で、オリンピック出場が決まっているとはいえ、「オリンピックでのメダル獲得」という目標とはかけ離れた結果、そしてプレー振りでしょう。

① 同組の各チームの実力が高いこと

 日本チームが入ったグループBは、サッカーが盛んな国として「いつも強い」サウジアラビアとシリアの代表チームが入り、近時強化が進んでいるカタールのチームが加わりましたから、1チームも実力下位のチームがありませんでした。

 もちろん日本チームも年々力を付けていますから、それが問題ということは無いのですが、「強いチームが多い」ことを十分に認識したうえで戦いに臨む必要があったことは、反省すべき点でしょう。
 ゲーム前の準備も含めて、少し準備不足が有ったのではないかと感じます。
 「自分達は強い」という勘違いが有ったとまでは思いませんけれども・・・。

 他のグループに入っているチームも、グループBと同様に強豪が多いことは、言うまでもありません。アジアのサッカーも年々レベルアップしているのです。(当たり前のことを書き、恐縮です)

② 足許にボールを欲しがる「癖」が復活

 かつて日本チームが国際的になかなか勝てなかった時代には、「足許にボールを欲しがる」プレーが指摘されていました。

 これに対して「動きながらボールを受け取る」プレーが定着してきて、日本チームの国際大会での成績が向上してきたと認識しています。
 最近でも、1年ほど前までは、ペナルティエリア周辺や相手ゴール前で、素早く動きながらパスを受け、結果を残して来たのです。

 ところが半年ほど前から、「足許にボールを欲しがる癖」が再び頭を擡げてきました。
 そして、A代表も含めて、国際試合で「強い相手」に大敗するケースが急増しているのです。

 ワールドカップを含めて、国際大会での得点力が増してきたことで「自信」を持ってしまったのかもしれませんが、少なくとも、ボール操作や相手プレーヤーを抜くテクニック・俊敏性という要素で、日本チームが強い相手より上ということは決して無く、良くて互角であろうと思います。

 そうした状況下で「足許にボールを欲しがっていれば」、ボールを受けた瞬間から、相手プレーヤーとイーブンの勝負を仕掛けられてしまいますので、例えば、南米の強豪チームと戦えば完敗するでしょうし、アジアの強豪国とやっても、苦戦は免れないでしょう。

 日本サッカーが世界と戦っていくには、「速く走りながらパスを受ける」プレーを連続しなければならないのです。
 そのことは、イビチャ・オシム監督時代から、再三言われてきたことです。

 もう一度、相手を上回る運動量と、ランニングスピードで戦っていくサッカーに戻っていただきたいものです。

③ 精神的支柱となるプレーヤーの不在

 どんな大会・試合でも、苦しいシーンは必ず存在します。
 そうした際に、チームメンバーを鼓舞し、チームに勢いをもたらし、ゲームの流れを取り戻すことができるプレーヤーが、必要です。

 この大会でも日本チームは、初戦のサウジアラビア戦を落とすと、シリア戦での反発力は無く、カタール戦でも全く覇気のないプレーに終始しました。
 グループ内の順位通りのプレーだったのです。

 もちろん、ペナルティーキックPK判定や、レッドカードの判定など、日本チームに不利な微妙な判定がいくつかあったことは、不運という感じがしますが、そうしたことは国際大会では時折起こることでしょうから、3戦0勝の理由にはなりません。
 昔から「中東の笛」等々、国際大会の判定の難しさは言われ続けているのですから。

 いずれにしても、「先制点を挙げれば、勢いに乗って何点でも取る」が、「先制されると気勢を削がれ元気が無くなりおどおどとプレーする」というのでは、とても国際大会で好成績を残すことは出来ません。
 東京オリンピック2020が心配というか、東京オリンピック代表を決めるアジア地区の大会のグループリーグで0勝の最下位ならば、出場を辞退するべきとの意見が出てきても不思議ではありません。

 少し厳しいことを書いてしまいましたが、これはU-23日本チームのポテンシャルを信じているからに他なりません。
 この程度、あるいは、これを遥かに上回る「危機感」は、代表チームの関係者なら、どなたでも十二分にお持ちでしょう。
 そして、急速・有効な対策も講じられることと思います。
 戦術を変え、メンバーを入れ替えて、V字回復を目指す必要があるのでしょう。

 今回の日本代表チームは、テクニックや運動量でも物足りないチームでしたが、何より精神的にとても弱いチームと感じました。

 「立て直し」が待たれます。
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U-23サッカーアジア選手権2020・日本チームGL最下位  
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