FC2ブログ
HOME   »   MLB  »  [アメリカ野球殿堂2020] デレク・ジータ氏 候補1年目で殿堂入り
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 1月21日、2020年のアメリカ野球殿堂入りメンバーが、全米記者協会(BBWAA)から発表されました。

 現役引退後5年を経過すると「選考対象」となるルールですが、ジータ氏は選考対象となった最初の年に殿堂入りを果たしたことになります。

 殿堂入りの基準は極めて高く、BBWAAに10年以上所属している記者の皆さんの投票により、全記者数の75%以上を獲得して初めて「殿堂入り」できるのです。
 2020年の投票で、ジータ氏は397票の内396票を獲得、得票率99.7%というとても高い数値でした。一方で、2019年に得票率100.0%で殿堂入りを果たしたマリアノ・リベラ氏には、僅かに及ばなかったことになります。

 2019年2月5日付の記事「[MLB2018~19・オフシーズン] マリアノ・リベラ氏 「満票」で殿堂入り」にも書きましたけれども、397票=397名の記者との間に、長い現役生活(ジータ氏は20年間)において、ジータ氏から1度や2度不愉快な思いをさせられた記者が5人や10人居ても何の不思議もありませんから、資格取得1年目に「満票」とか「1票入らなかった」というのは、ほとんど信じられないような高得票であることは、言うまでもないことです。

 デレク・ジータ氏の現役時代の実績、ニューヨーク・ヤンキース一筋で5度の世界一を経験していることを始めとする素晴らしい実績については、今更申し上げるまでも無いものでしょう。
ジータ氏の殿堂入りに、大きな拍手を送らせていただきます。

 さて、2020年にはもうひとり殿堂入りした方が居ました。
 ラリー・ウォーカー氏はカナダ出身のメジャーリーガー。モントリオール・エクスポス、コロラド・ロッキーズ、セントルイス・カージナルスで外野手として17年間プレーし、通算2,160安打、383本塁打、1,311打点は、いずれもカナダ出身プレーヤーとしての最高記録であり、「史上最強のカナディアン」とも呼ばれています。

 殿堂入りに相応しい実績を残しているウォーカー氏ですが、その選ばれ方も「とても渋い」と感じます。

 BBWAAの投票により殿堂入りするためには、「現役引退後5年超10年未満」の間の投票で75%以上の得票を得なくてはならない(チャンスは5度)のですが、ウォーカー選手はラストチャンスでものにしたのです。
 2019年までの投票では、おそらくは「惜しくも」選ばれなかったのでしょうが、2020年に「劇的」な殿堂入りが待っていたことになります。

 頭書しましたが、殿堂入りが「難関」であることは言うまでもありません。
 MLBでプレーした選手ならば、誰もが憧れることなのです。

 2020年の投票で観れば、あのカート・シリング投手、ダイヤモンドバックスやレッドソックスで大活躍し、通算216勝を挙げた大投手ですが、278票に止まり、得票率70.0%で落選となりました。
 また、通算354勝、7度のサイ・ヤング賞受賞に輝くロジャー・クレメンス投手も242票に止まり得票率61.0%で落選したのです。
 
 薬物疑惑などの諸要素があるとはいえ、BBWAAの記者の75%以上から支持されることの難しさは、想像以上のものなのかもしれません。

 1936年に始まった、メジャーリーグの「殿堂表彰」の重みは、年々増すばかりなのでしょう。

関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[大阪国際女子マラソン2020] 松田瑞生選手 オリンピック代表を引き寄せる快走
NEW Topics
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
[高校野球2020] 花巻東高校 女子野球部が練習開始
[大相撲2020] 豊ノ島の引退
[UEFA-EURO2008決勝] スペインチーム 黄金時代の幕開け
[UEFA-EURO1976準決勝] 降りしきる オランダチームの涙雨
[競馬(無観客)] 皐月賞2020の注目馬
[UEFA-EURO1984準決勝] フランスチーム ポルトガルチームとの「死闘」を制す
[NPB2020] 関根順三氏 逝去
[FIFAワールドカップ1994決勝] ブラジルチーム 4度目の優勝
[競馬コラム261-日本馬の海外挑戦8] 2004年からの4年連続のアメリカンオークス挑戦
[ラグビーワールドカップ2011準決勝] フランスチーム ウェールズチームを振り切る
[FIFAワールドカップ1978決勝] アルゼンチンチーム 初優勝
[競馬(無観客)] 桜花賞2020の注目馬
Entry TAG
米野球殿堂2020・デレクジータ氏候補1年目で殿堂入り  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031