FC2ブログ
HOME   »   MLB  »  [MLB] 爪を噛まなくなったメルビン監督
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 ボブ・メルビンは、現在オークランド・アスレティックスの監督であり、昨シーズンのアメリカンリーグAL最優秀監督です。
 昨シーズンは、オークランドを6年振りの地区優勝に導いています。

 メルビン監督(51歳)は、2003年と2004年の2シーズンに渡ってシアトル・マリナーズの監督を務めました。イチローと同じ時期にシアトルに在籍していたのです。
 この頃、イチローは全盛時を迎えていて、2004年には262安打のMLBシーズン安打記録を樹立しましたが、チームはどん底の時期で、地区最下位が定位置でした。

 この頃のメルビン監督は、采配が上手く行かなかったり、ゲームでチームの敗色が濃くなると、試合を観ることもなく、よく下を向いて爪を噛んでいました。この頃のシアトルは負け試合が続きましたから、毎試合の様に下を向き爪を噛んでいたのです。
 MLBの監督ともあろうものが、こんなに精神的に弱そうな仕草を見せて良いのか、少なくともチームメイトや相手チームから動揺を見透かされるような態度を取って良いのか、と思ったものです。

 しかし、これだけ成績が上がらなかったにも拘わらず、シアトルを解任になった翌2005年には、ナショナルリーグNLのアリゾナ・ダイヤモンドバックスの監督に就任していますから、その監督としての能力が買われていた、少なくともMLBの監督として十分な能力が備わっていると、MLB関係者から判断されていたことになります。

 メルビン監督は、アリゾナでの3年目・2007年に地区優勝を果たし、NLリーグチャンピオンシップまで進出したことが評価されて、このシーズンのNL最優秀監督に選出されました。

 残念ながら、アリゾナの頃のメルビン監督をテレビなどで観る機会が少なかったので、良く判りませんが、2011年からはALのオークランドの監督に就任しましたので、再び見かけるようになりました。
 そして、下を向いて爪を噛む癖が、完全に見られなくなっていたのです。

 プレーヤーに新人の時があるように、監督にも新人の時があります。ボブ・メルビン監督も、シアトル→アリゾナ→オークランドと経験を積む過程で、MLBの監督としてのスキルを積んできたのでしょう。

 その間に、NLとALの両リーグで最優秀監督に選出されているのですから、現在ではMLBを代表する監督のひとりといえます。

 あの癖を目の当たりにしながら、監督として使い続けたMLB関係者の方々は、ボブ・メルビンの良さ・潜在能力を見抜いていたのです。これが、最も素晴らしいことだと感じています。

関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[MLB] 岩隈久志投手 最高品質の投球内容
NEW Topics
[温故知新2020-女子テニス3] 「アイス・ドール」 クリス・エバート選手
[温故知新2020-男子テニス4] 黒人プレーヤーの先駆者 アーサー・アッシュ選手
[ブンデスリーガ2019~20(無観客)] 鎌田大地選手 2試合連続ゴール
[競馬コラム269] オークス2020のデアリングタクトと日本ダービー2020のコントレイル
[温故知新2020-陸上競技4] 男子走り幅跳び オリンピック金メダリストの記録
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
Entry TAG
ボブ・メルビン監督   オークランド・アスレティックス  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 123456789101112131415161718192021222324252627282930