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HOME   »   スケート  »  [スピードスケート世界選手権2020スプリント] 高木美帆選手と新浜立也選手の大活躍
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 ノルウェーのハーマルを舞台に、2月28日~29日に行われた、スピードスケート世界選手権大会のスプリント部門は、29日に2日目を終えて、男子の新浜立也選手と女子の高木美帆選手が初優勝を飾りました。

 500mと1,000mを2本ずつ滑って競うスプリント部門ですが、昨季まではスプリント世界選手権として独立して行われていた大会です。今季からオールラウンド大会と統合された形です。
 「スプリント」「オールラウンド」ともに、文字通りの世界一を決める、とても格の高い大会でしたが、その優勝難易度の高さは2020年も全く変わっていません。
 その大会で、男女ともに日本選手が総合優勝したのですから、これはもう「大活躍」と呼ばなければなりません。

 高木美帆選手は、2018年のオールラウンド大会に優勝しています。
 欧州勢(特に、オランダ勢)が圧倒的に強い大会ですが、日本選手として初めての優勝を飾った時には、「スピードスケートの歴史を変えた快挙」と言われました。
 1,000m、1,500mという中距離種目に強い高木選手ですから、スプリントでもオールラウンドでも戦えるわけですが、今大会はスプリントに挑んだ形です。

 高木選手にとってスプリント部門における最大のライバルは、ご存じの小平奈緒選手です。小平選手は、2017年・19年の旧スプリント世界選手権大会を制している、現在の短距離種目世界第一人者ですから、今大会でも優勝候補の一番手でした。

 高木選手は、28日・1日目の500m・1,000mの両種目で1位となり、29日・2日目は500mで2位、1,000mで1位と、対象の4レースで3勝、2位が1回と圧倒的な成績で優勝したのです。
 2日目に500mで高木選手を2位に抑え込んだのは、やはり小平奈緒選手でした。

 しかし、それも0.06秒差という僅差でした。
 この大会の高木選手は、持ち前の「高速下での持久力」を如何なく発揮しました。
 どのレースでも、ラスト100mのスピードが秀逸。特にラストの70mから40mまでの30mのスピードには、調子の良さが良く現れていたと感じます。

 「オールラウンド」と「スプリント」の両部門の王者となった高木美帆選手。
 世界一の女子スピードスケートプレーヤーに、また一歩近づいたと思います。

 男子の新浜立也選手も素晴らしいパフォーマンスを示しました。
 これは男女共通ですが、スプリント部門では500mと1,000mの2種目の内、日本選手には1,000mが難しいのです。
 「太腿がパンパンになってからの持久力」は、欧州選手が強いところですが、高木美帆選手はこの1,000mを得意としていますし、新浜選手も日本のスプリンターとしてはとても粘り強いレースを披露出来るスケーターなのです。

 新浜選手は1日目にトップに立ち、2日目の500mで優勝、1,000mで3位として、総合優勝を飾りました。
 身長183cmと、スプリンターとしては大柄な新浜選手が、「高速下での持久力」をも身に付けてきているというのは、世界大会における安定感という面で、とても頼もしいところです。

 昨季に世界の舞台に登場した新浜選手の、今後の活躍が本当に楽しみです。

 日本チームの強さは、本物でしょう。
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