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HOME   »   サッカー  »  [スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
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 新型コロナウイルス禍の影響で、様々なスポーツイベントが延期・中止に追い込まれている中では、撮り貯めた録画を自宅で楽しむのが良いようです。
 今回は、スーペルコパ2020の準決勝です。

 2020年の年頭に行われたゲームですが、バタバタしていて、まだ観ていなかったのです。
 とても楽しみにしていたのですが、こんな形で観ることになろうとは、思いもよりませんでした。

 スーペルコパは、1982年から正式に開始された、前期の「リーガ・エスパニョーラ王者とスペイン国王杯王者の対戦」ですが、2018~19年シーズンまでは、シーズン開幕前のイベントでした。

 それが、2019~20年シーズンからは、
① 1月の開催
② サウジアラビアでの開催
③ 国王杯の優勝・準優勝チームと、それらのチームを除いてリーガ・エスパニョーラの順位上位2チームの計4チームがトーナメント方式対戦

 とレギュレーションが変更になったのです。
 かなり大きな変更ですが、スーペルコパの位置付けが一層高くなったことは、間違いないのでしょう。

 前期の国王杯優勝チームはバレンシアFC、準優勝チームはFCバルセロナ。
 前期のラ・リーガ優勝チームはFCバルセロナ、準優勝チームはアトレティコ・マドリードですので、バルセロナが両方で好成績を収めていますから、今大会にはラ・リーガ3位のレアル・マドリードも出場します。

 準決勝の組合せは、バレンシアVSレアル・マドリード、バルセロナVSアトレティコ・マドリードとなりました。
 本稿では、バルセロナ対アトレティコの準決勝を採り上げます。

[2020年1月9日・キングアブドゥラ―スポーツシティスタジアム(サウジアラビア)]
アトレティコ・マドリード3-2FCバルセロナ

 ラ・リーガ2018~19の優勝チームであり、国王杯でも決勝に進出したバルサとしては、ここはぜひ優勝しておきたいところでしたが、「よもや」の逆転負けを喫してしまいました。

[バルセロナの先発メンバー]
1. GKネト選手
2. DFジョルディ・アルバ選手
3. ウムティティ選手
4. ピケ選手
5. セルジ・ロベルト選手
6. MF デ・ヨング選手
7. セルヒオ・ブスケツ選手
8. ビダル選手
9. FWグリーズマン選手
10. メッシ選手
11. ルイス・スアレス選手

[アトレティコの先発メンバー]
1. GKオブラク選手
2. DFレナン・ロージ選手
3. サヴィッチ選手
4. フェリピ選手
5. トリッピアー選手
6. MFサウール選手
7. トーマス選手
8. エクトル・エレーラ選手
9. アンヘル・コレア選手
10. FWモラタ選手
11. ジョアン・フェリックス選手

 ゲームは、バルサがボールを支配する形で始まりました。
 バルサの前線・中盤のメンバーを観ると、スペイン3強の一角・アトレティコとしても「引き気味」にゲームを進めるのも、やむを得ないとは思いますが、それにしてもバルセロナがボールを支配し、様々な戦術でアトレティコゴールに迫り、アトレティコが守るという時間帯が続きました。(前半のバルサのボール支配率は66%でした)

 バルセロナは、ブスケツ選手からの球出しで動き始め、メッシ選手やグリーズマン選手、スアレス選手がゴール前で動くという、豪華絢爛、迫力満点の攻撃を再三仕掛けましたけれども、アトレティコが良く守り、前半は0-0で折り返しました。

 この守備的なアトレティコが、後半開始早々に攻めました。
 後半から交替で入ったコケ選手が、開始19秒、いきなり得点を挙げたのです。
 あっという間のゴールでした。

 人数をかけてバルサゴール前に殺到したアトレティコは、アンヘル・コレア選手からコケ選手にパス。コケ選手は、ゴールに向かって左側から突進してシュート。バルサゴール左隅に突き刺しました。
 バルセロナとしては「まだ後半は始まっていない」といった風情でした。

 アトレティコの「電撃戦」によって0-1とリードを許したバルセロナですが、前半と同様の攻撃を継続します。
 そして後半5分過ぎ、ゴール前でボールを受けたスアレス選手が走り込んできたメッシ選手にパスというか、ボールを渡し、メッシ選手はアトレティコのディフェンダーの間を割って突進しシュート。
 これがゴール左隅に突き刺さりました。

 あっという間の同点。
 スアレス→メッシという「さすが」のゴールシーンでした。

 1-1となって、ゲームは再び、バルサが攻めアトレティコが守る展開となりました。

 後半14分、アトレティコゴール前の混戦から、ボールがメッシ選手の足下に収まり、これをシュート。ゴール左隅に入りました。メッシ選手の素晴らしいプレーでした。

 しかし、ここでVARが稼働しました。
 メッシ選手の最初のトラップ、足下にボールを収める際のプレーで、ボールが腕に触れていて、これが「ハンド」と判定されたのです。

 惜しいプレーでしたが、バルサは「何事も無かったかのように」攻撃を続けます。

 そして、僅か3分後、自陣からジョルディ・アルバ選手がドリブルで駆け上がり、ゴール前のスアレス選手にクロス、これをスアレス選手が強烈なヘディングシュート。
 GKオブラク選手はこれを良く弾きましたが、ボールはゴール正面に飛び、これをグリーズマン選手が落ち着いて、ヘッドで押し込みました。
 今度は、スアレス→グリーズマンのゴールシーンでした。

 素晴らしい3トップの活躍で、バルセロナが2-1とリードしました。

 さらに後半28分、アトレティコゴール前のフリーキックFKをメッシ選手が蹴ります。
 これをビダル選手が折り返して、ピケ選手がシュートを決めたのです。

 ところが、ここで再びVAR。
 ビダル選手のオフサイドの検証です。
 ギリギリのオフサイドという判定になって、バルセロナの得点は、再び取り消しとなったのです。

 さすがに「2度の取り消し」は・・・。
 
 この後も、バルサの攻撃・アトレティコの守備が続きましたが、後半36分、アトレティコはワンチャンスを活かして、ペナルティーキックPKを得ました。
 乾坤一擲のカウンター攻撃で、バルサのGKネト選手がイエローカードを受けたのです。
 このPKはモラタ選手が落ち着いて決めました。

 2-2の同点。ゲームは振出しに戻ったのです。

 こうなるとゲームの流れがアトレティコに傾くのは、自然なことでしょう。

 後半37分、アトレティコが攻め込みます。
 右サイドをモラタ選手が駆け上がりセンタリング。
 このセンタリングが、ディフェンスDFピケ選手の右手に当たったというか、掠りました。
 ピケ選手はペナルティエリア内に居ましたので、「すわっ、PK」ということになり、ピッチ上では一悶着ありました。
 とことんVARに影響されるゲームだったのです。
 この事象の判定は、結局PKにはなりませんでしたが、アトレティコにとっては不満が残る(シメオネ監督は最後まで抗議していました)結論でしたし、バルサは救われたという感じでしょう。

 その直後、後半40分に、バルセロナはブスケツ選手に替ってラキティッチ選手を投入しました。
 その交替の直後、アトレティコが攻撃に出ました。
 バルセロナの守備陣はこのスピードについて行けませんでした。
 バルセロナゴールに向かって「一直線」に走ったアンヘル・コレア選手が、GKネト選手と1対1となりシュート。ネト選手はボールに触りましたが、ボールの勢いが勝り、そのままゴールインしました。

 3-2。
 アトレティコ・マドリードが、ついに再逆転に成功したのです。

 こうなると、バルセロナに反撃の力は残っていませんでした。

 中盤まで、圧倒的にゲームを支配していたバルセロナにとっては「悪夢」のような敗戦でしょう。
 アトレティコ・マドリードにとっては、「苦手」のバルセロナ相手に、これ以上は無い、鮮やかな勝利を得たのです。

 やはり、2-1とリードしてからの、2つの得点取り消しが、バルサには堪えました。
 これらが認められていれば、ゲームはバルセロナの一方的なものになっていたことでしょう。

 今更ながら、サッカーというのは怖いものです。
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