FC2ブログ
HOME   »   MLB  »  [MLB] アメリカンリーグ東地区の激闘
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 タンパベイ・レイズが、首位に立ちました。今シーズン初めてです。というより、シーズン当初から調子が出ず、約1か月前まで地区最下位だったタンパベイが、投打のバランスが整って快進撃を開始、ついにボストン・レッドソックスを捉え、抜き去りました。

 今シーズンのアメリカンリーグAL東地区は、首位がクルクルと入れ替わっています。シーズン当初は、レギュラーメンバーに大量の故障者を抱え、「代用メンバー」(失礼)で戦い始めたニューヨーク・ヤンキースが、しばらく首位を走りました。

 ヤンキースの勢いが衰えたところでボストンが首位を奪取。ファレル監督の下、充実したブルペン(田澤投手、上原投手他)を背景に安定した試合ぶりを展開しましたから、今シーズンはボストンのものかと思いました。

 ところが、ショーウォルター監督率いるボルチモア・オリオールズが勝ち始め、ボストンを捉えます。ボストンも負けじと対抗しましたから、6月はボルチモアとボストンの激しい競り合いが続きました。ヤンキースは3位が定位置となったのです。

 そして7月に入り、頭書の通りタンパベイが快進撃。ボルチモア、ボストンを抜いて首位に立ったのです。
 AL東地区は、ここまで登場した4チームに、トロント・ブルージェイズを加えた5チームで構成されているので、5チームの内4チームが首位に立ったことがあるという、稀に見る激戦となっています。

 現在のチーム成績を観ると、タンパベイの充実ぶりが際立っています。
 7月27日現在、チーム打率が.263でMLB全体8位、総得点が485点で同6位、出塁率が.331で同4位、防御率が3.79で同15位、WHIPが1.21で同5位と、打線が好調で、投手陣も粘りのピッチングを続けている形です。

 2位のボストンは、打率.273でMLB全体3位、出塁率は.345と同1位と打撃は好調、防御率も3.88で同16位とまずまずですが、WHIPが1.34で同23位ですから、余計なランナーを出してしまっているというところでしょうか。打線の好調は続いていますから、巻き返しの可能性は十分です。

 3位のボルチモアは、チーム打率が.263とMLB全体4位、総得点が497で同3位と打撃は健闘していますが、防御率が4.28で同27位と悪化しています。MLB30チーム中の27位ですから、投手陣が崩れてしまい、首位から陥落した形です。

 4位のヤンキースは、チーム打率が.243でMLB全体23位、長打率が.371で同29位と打撃面がMLB最下位クラス。防御率は3.75で同12位と健闘していますから、打てないことがこの順位の原因と言えます。特に、長打率の29位というのは、かつてのゲーリー・シェフィールドやジェイソン・ジオンビ、昨年のアレックス・ロドリゲスやカーティス・グランダーソン、マーク・タシャエラの一発で勝ってきたチームとしては珍しいことで、「ヤンキースがヤンキースでは無くなっている」ことを如実に示しています。

 これらのチーム事情を見ると、ここまで所属5チーム中4チームが首位に立ち、大混戦であったAL東地区の優勝争いですが、今後はタンパベイ・レイズとボストン・レッドソックスの2チームによる争いに絞られると思います。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[ゴルフ] 思い出のコース 6
NEW Topics
[競馬コラム269] オークス2020のデアリングタクトと日本ダービー2020のコントレイル
[温故知新2020-陸上競技4] 男子走り幅跳び オリンピック金メダリストの記録
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
[高校野球2020] 花巻東高校 女子野球部が練習開始
[大相撲2020] 豊ノ島の引退
[UEFA-EURO2008決勝] スペインチーム 黄金時代の幕開け
Entry TAG
アメリカンリーグ東地区の激戦   ヤンキース苦戦     
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 123456789101112131415161718192021222324252627282930