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HOME   »   ゴルフ  »  [ゴルフ] 石川遼選手は再び奇跡を起こせるか
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 2013年8月8日~13日、アメリカ・ニューヨーク州オークヒルカントリークラブで開催される全米プロゴルフ選手権大会に、石川遼選手が招待され、出場すると、8月1日に報道されました。
 今季最後のメジャートーナメントへの出場権を得たことは、現在の石川選手にとっては、大変大きな意味を持つと思います。

 今季、石川選手は主戦場をアメリカPGAツアーとして、トーナメント出場を続けてきました。来年のPGAツアー資格を獲得するためです。
 しかし、残念ながら今季ここまでは思ったような成績を残すことが出来ず、PGAツアー賞金ランキング、FedexCupポイント共に、基準となる125位以内には入っていません。そして、残る参加可能なトーナメントの数が少なくなってしまったのです。
 8月1日~4日のリノタホオープンを終えると、8月15日からのウィンダム選手権大会1試合を残すのみとなってしまって、現状の獲得ポイントでは、このトーナメントで3位以内に入らないと、125位には届かないと言われていました。

 そこに、8月8日からの全米プロへの出場が決まったというわけです。1試合増えることも大きいのですが、それがメジャー大会となると、石川遼選手のアイデンティティともいえる「奇跡を起こす舞台」を得たように感じるのです。

 石川遼選手は、とても人気があります。最近1年間の試合での実績を考えれば、日本プロゴルフ界を代表するプレーヤーは松山英樹選手ということになりますが、人気ではやはり石川遼選手がNO.1でしょう。

 人気の要因は、そのルックスや性格等が挙げられるのでしょうが、その「奇跡的なプレー振り」も大きいと思います。「石川遼はミラクルなプレーヤー」なのです。

 私たちが眼にした最初のミラクルは、2007年5月の日本ゴルフツアー初優勝でしょう。この時、石川選手はアマチュアで高校生、15歳と8ヶ月でした。世界の主要ゴルフツアーの最年少優勝記録としてギネスブックに掲載されたと記憶しています。
 このマンシングウェアオープンでのバンカーショットを直接叩き込むバーディでの優勝は、本当に鮮烈な印象を残しました。

 そして、二つ目のミラクルは、2010年5月中日クラウンズ大会最終日の58打のラウンドでしょう。1ラウンド12個のバーディを奪う大逆転優勝でした。ショットもパッティングも完璧といえるラウンドで、この58打もギネスブックに載ったと思います。

 石川遼というゴルファーは、確かに強いが、単に強いゴルファーというだけではなく、時折、怖ろしいプレーをすると感じました。安定した強さというより、ミラクルな強さというのが、石川遼のゴルフなのでしょう。

 その石川選手が、2013年シーズンは苦戦を続けています。トーナメントの予選を通過するのがやっとといった状況です。
 石川遼は復活できないのではないか、といった論調も見られるようになりました。

 私は、石川選手は必ず復活すると考えています。前述のような奇跡的なプレーを展開できるプレーヤーは、滅多に居るものではありません。2つの世界記録を持つ、いわゆる「もっている選手」なのです。「もっている」のですから、これぐらいのスランプで沈んでしまうプレーヤーではないと思うのです。

 そして、今回の全米プロ選手権2013出場というのが「奇跡的なカムバックの舞台」なのかもしれません。石川遼選手の三つ目の奇跡が、とても楽しみです。

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