FC2ブログ
HOME   »   陸上競技  »  [世界陸上モスクワ] ジャマイカ短距離陣
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 陸上競技世界選手権モスクワ大会は、8月18日に全ての競技を終えて閉幕しました。素晴らしい記録やプレーが観られた大会でしたが、ジャマイカ短距離陣の強さが際立っていた大会でもありました。

① 男子400mリレー・女子400mリレーの優勝
② 男子100m走・200m走のウサイン・ボルト選手の2冠
③ 女子100m走・200m走のフレーザープライス選手の2冠
④ 男子100m走決勝レースへの4選手の進出
⑤ 男子200m走決勝レースへの3選手の進出

 といった事実は、ジャマイカ陸上競技短距離競走陣が、ウサイン・ボルトとフレーザープライスという男女2人の天才ランナーによって支えられているのではなく、相当に強い複数のランナー、それも若手ランナーが育ってきていること、そして広い裾野から世界に通じるトップランナーを供給し続ける体制が整っていることを示しています。

 特に、④には驚かされました。レースは、ボルト選手が9秒77で1位、カーター選手が9秒95で3位、ベイリーコール選手が9秒98で4位、アシュミード選手が9秒98で5位と、アメリカのガトリン選手2位以外の上位をジャマイカ4選手が独占。向かい風0.3mで降りしきる雨の中、4選手全員が9秒台という、素晴らしいレースを展開しました。
 このレースに進出した、ボルト選手以外のジャマイカのスプリンター3人は、コンディションが整えば9秒80を切る能力が十分にあると思います。

 世界一を決める100m走レースに複数のランナーを送り込むことは、かつてアメリカが得意としていたことです。
 「オリンピックに勝つより、アメリカの代表選考会に勝つことのほうが難しい」と言われ、1ヶ国3人の出場人数制限が無ければ、オリンピックの決勝レースは8人全員がアメリカ選手になるとも言われた時代がありました。

 現在は、そのアメリカに代わって世界陸上短距離界を席巻しているのはジャマイカということになります。

 ジャマイカのこの強さは、どこから生まれているのでしょう。黒人ランナーだから速いなどというのは、ジャマイカ1国の強さの説明にはなりませんから、やはり強化体制とトレーニング方法の違いということになります。
 
 21世紀になってから、ジャマイカを短距離王国に育て上げた人物・ノウハウが、ジャマイカ国のどこかに必ず存在する筈なのですが、こうした肝心な情報は中々報じられません。日本短距離陣強化のために、とても役に立つ情報だと思うのですが。

 現代は情報過多の時代と言われますが、肝心な情報は以前にも増して秘匿されているように感じます。情報とは言えない雑多な代物は溢れていますけれども。
 各種のIT技術も、本当に重要な情報を一般化することには、あまり役に立たないようです。

 「現代は情報不足の時代」だと、私は考えています。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[夏の甲子園2013] 準々決勝 4試合
NEW Topics
[新型コロナウイルス感染症2020] ウインブルドン選手権大会の中止などなど
[エル・クラシコ2005] 銀河系軍団VSエトー選手・ロナウジーニョ選手
観たかった、志村けん氏の聖火リレー
[競馬コラム257-日本馬の海外挑戦4] 2014年 アドマイヤラクティ号 G1・コーフィールドカップ優勝
[UEFA-EURO2000準々決勝] 凄まじき クライファート選手
[UEFA-EURO1992決勝] デンマークチームの優勝
[東京オリンピック2021] 代表選手の再選考実施は「新型コロナウイルス禍の終息時期」次第
[競馬(無観客)] 高松宮記念2020の注目馬
[UEFA-EURO1988準決勝] オランダチーム 西ドイツを破り決勝へ
[大相撲2020・3月場所を終えて] 朝乃山 大関昇進
[競馬コラム256-日本馬の海外挑戦3] 1997年 ホクトベガ号のドバイワールドカップ
[大相撲2020・3月「無観客」場所] 横綱・白鵬が44回目の優勝
[コパ・アメリカ2011準々決勝] ウルグアイチーム PK戦で勝利
[UEFA-EURO1972決勝] ギュンター・ネッツァー選手の雄姿
[UEFA-EURO1984決勝] フランスチーム 初優勝
[競馬コラム255-日本馬の海外挑戦2] 1995年 フジヤマケンザン号 36年振りの日本馬海外重賞制覇
[UEFA-CL2019~20・決勝T] リバプール 早々に敗退
[UEFA-CL2019~20・決勝T] RBライプツィヒ スパーズを圧倒
[バドミントン全英オープン2020] 日本チーム 男女のダブルスで優勝
[UEFA-CL2019~20・決勝T] アタランタ イリチッチ選手の大活躍
[UEFA-CL2019~20・決勝T] パリ・サンジェルマン ボルシア・ドルトムントとの接戦を制す
[PGAツアー2019~20] 「ザ・プレーヤーズ2020」中止
[トップリーグ2020] ジェシー・クリエル選手の大好物
[Jリーグ2020] イニエスタ選手へのインタビュー
[スピードスケートW杯2019~20・最終戦] 新濱立也選手・小平奈緒選手 500m種目で総合優勝
[スキージャンプW杯2019~20女子] 高梨沙羅選手 優勝 通算57勝目!
[NPB2020・新型コロナウイルス関連] 開幕戦の延期とペナントレース重視の姿勢
[MLB2020スプリングトレーニング] 菊池雄星投手 好調!
[大相撲2020・3月場所] 「無観客」場所 初日
[名古屋ウィメンズマラソン2020] 一山麻緒選手 好記録で優勝!
[びわ湖毎日マラソン2020] 極めて粗末なスタートの遅延
[春の甲子園2020] 関連グッズの行方
[MLB2020スプリングトレーニング] 調子を上げてきている 大谷翔平選手
[東京マラソン2020男子] 2時間6分台と7分台の日本選手達
[スピードスケート世界選手権2020スプリント] 高木美帆選手と新浜立也選手の大活躍
[大相撲2020・3月場所] 史上初の無観客場所において活躍が期待される10名の力士
[自転車トラック世界選手権2020] 梶原悠未選手と脇本雄太選手の活躍
[東京マラソン2020男子] 大迫傑選手のガッツポーズ
[競馬コラム254] 2008年 カジノドライヴ号 アメリカ合衆国のダート重賞優勝
[NPB2020・新型コロナウイルス肺炎関連] オープン戦72試合を無観客試合に
[Jリーグ2020・新型コロナウイルス肺炎関連] ルヴァンカップとリーグ戦を延期
[NBA2019~20] 注目される「ルイ効果」
[競馬コラム253] 「二刀流」モズアスコット フェブラリーステークス2020を圧勝
[Jリーグ2020] 開幕と遠藤保仁選手の最多出場試合数タイ記録
[NPB2020春季キャンプ] 楽天・戸村健次投手 打球を受け頭蓋骨を骨折
[KONAMI OPEN 2020・1日目] 佐藤翔馬選手と川本武史選手の活躍
[PGAツアー2019~20・ジェネシス招待] 松山英樹選手 3打差の5位
[MLB2020スプリングトレーニング] 大谷翔平選手は「練習の虫」
[日本陸上競技選手権2020競歩20km男子] あってはならない「誤表示」
[世界距離別選手権2020] 日本チームの大活躍
Entry TAG
ジャマイカ短距離陣の強さ  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 123456789101112131415161718192021222324252627282930