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HOME   »   大相撲  »  大相撲9月場所 活躍が期待される力士
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 大相撲9月場所は、9月15日から東京・両国の国技館で開催されます。

 7月場所は、横綱白鵬が26回目の優勝を果たし、横綱取りが注目された大関稀勢の里は千秋楽の琴奨菊戦の完敗が響いて、綱取りは白紙に戻ったといわれています。こうした状況下、9月場所の注目力士を観て行きましょう。

1. 横綱・大関

 横綱では、やはり白鵬が注目されます。その安定感はもとより、先場所の相撲内容を観ると、再び他の力士との力量差を広げた感があります。この場所も、優勝候補の筆頭でしょう。
 日馬富士は、いつものことながらコンディション次第です。足首がパンとしてきて、場所前の稽古が十分に積めていれば、白鵬と互角以上の戦いができることは、過去の実績が示しています。

 大関陣では、綱取りが白紙に戻ったとはいえ、稀勢の里が一番手でしょう。他の部屋への出稽古が定着してきていますから、取り口に安定感が増しています。この2場所、千秋楽に不覚を取っている琴奨菊への対策立案・実行が重要です。もともと、琴奨菊を苦手としていましたが、1年程前に対策が完了したように見えました。ところが、直近の2場所は、まともに押し込まれて、簡単に土俵を割っています。この一番に賭ける琴奨菊の気迫も見事ですが、重心の低い琴奨菊の押しをまともに受けて、ジリジリと後退するだけという取り口には、左右からの強烈なおっつけを繰り出すなどの工夫が必要でしょう。

 他の大関では、鶴竜の相撲がだいぶ戻ってきていると思います。

2. 関脇以下の力士

 関脇から前頭上位にかけては実力者がずらりと顔を揃えています。どの力士も調子が良ければ大暴れできる地力を要していますから、予想が難しくなっています。

① 遠藤
 まずは、新入幕の遠藤が楽しみです。独特の柔らかさと前に出る強さを併せ持った期待の力士です。上位が潰し合いをしている間に10番以上勝つ可能性は、十分です。

② 栃煌山
 直近3場所の相撲振りは、一段と地力をつけたことを示しています。大関陣と互角の戦いを展開できますから、勢いに乗れば優勝争いもあります。

③ 常幸龍
 どうやら、直近の2場所は下半身に故障があったようです。ようやく直ってきました。コンディションが良ければ、幕の内上位で取る力は十分だと思います。

④ 妙義龍
 コンディションの向上に伴い、先場所はようやく本来の相撲が観られるようになりました。そうなると技の切れ味と前に出る力の強さが生きてきます。

⑤ 魁聖
 こちらも腰の状態次第の面がありますが、直近2場所は相当良くなっていると感じます。腰が良いときの魁聖の押しは、上位力士にとっても脅威でしょう。

⑥ 豪風
 幕の内上位の力を持ちながら、今場所は東前頭11枚目で取ります。全盛時のスピードにかげりが見られるとはいえ、この位置なら大勝が期待できます。

⑦ 高安
 平成生まれ初の三役力士です。とはいえ、もう23歳。北の湖は21歳で横綱を張っていました。三役と平幕を往復している暇は無いという意味で、勢いに乗って一気に関脇→大関と行きたいものです。簡単に押される相撲が減ってきましたので、期待できます。

⑧ 阿覧
 幕の内筆頭あたりで取っていたのが、今場所は7枚目まで下がりました。横綱・大関との対戦数が減りますので、勝ち星を積み上げるチャンスの場所でしょう。捉えどころの無い不思議な相撲ですが、勝機を掴む機敏さも持ち合わせています。

 9月場所は、以上の10力士に注目したいと思います。固定された感のある上位陣を、遠藤がどのように掻き回してくれるかが、楽しみです。
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