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HOME   »   NFL  »  [NFL] 進化を続けるスーパースター ペイトン・マニング
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 ペイトン・マニング選手は、現在のナショナル・フットボール・リーグNFLを代表するクオーターバックQBのひとりです。

 既に、NFLの最優秀選手MVPを2003年・2004年・2008年・2009年の4度受賞します。4度のMVPは、NFL史上最多です。2007年の第41回スーパーボールでも優勝しました。ペイトン・マニングの記録を上げて行くとキリがありません。

 しかし、そのペイトン・マニングも2011年に首の手術を受けました。首の手術は1回では終わらず、その後も何度か繰り返されました。さすがのペイトンも、そろそろ引退かと言われましたが、デビュー以来所属していたインディアナポリス・コルツを出て、デンバー・ブロンコスに移籍し、再起を期しました。

 デンバーの1年目2012年シーズン、いきなり地区優勝しカムバック賞を受賞しました。首の故障から復帰のシーズンでしたが、QBレート105.8をマークするなど、素晴らしいプレーを魅せてくれたのです。本当に驚きました。

 そして、デンバーでの2年目2013年シーズンが開幕しました。
開幕前からペイトンは「チーム状態は相当良くなっている」というコメントを出していました。誰あろうペイトン・マニングのコメントですから、今季のデンバー・ブロンコスのゲーム振りに注目が集まっていたのです。

 開幕戦は、昨季のスーパーボール覇者ボルチモア・レイブンズとのゲームでしたが、ペイトンはいきなり、7タッチダウンTDパスを決めました。インターセプト無しの1試合7TDパスは、NFL新記録でした。

 第2戦は、弟イーライ・マニング率いるニューヨーク・ジャイアンツとのゲーム、マスコミでは「マニングボウル」と呼ばれました。このゲームでも、ペイトンは2TDパスを決めて快勝しました。

 第3戦は、NFL第3週のマンデーナイトフットボール、対オークランド・レイダーズとのゲームでした。マンデーナイトフットボールは、その週の一番の注目ゲームで、全米向けのテレビ放送が行われる、注目の一戦です。
 実は、このブロンコス対レイダーズのマンデーナイトは、これが17戦目となり、マンデーナイトフットボールとして史上最多になったのです。ブロンコスもレイダーズも名門チームであり、ともに沢山のファンが居るチームですから、常に黄金カードであるということが分かります。

 さて、このゲームでもペイトンは好調、3TDパスを投げ、デンバーの37-21の勝利に貢献しました。これでブロンコスは開幕3連勝となりました。

 さらに、この日の3TDパスで、開幕3ゲームのTDパスが12本となり、NFL新記録を達成しました。これまでの記録は、ニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディの11TDパスでした。

 37歳になったペイトン・マニング選手ですが、今季のプレー振りは、コルツ時代の全盛期を髣髴とさせる、いや全盛期を超えているようにも観える素晴らしいものです。

① パスのコントロールが極めて良く、パスを自在に投げ分けています。
② 相手チームの守備体型を観て、予定していたプレーを変更する「オーディブル」が見事に決まっています。
③ 特定のレシーバーへのパスを多用するのではなく、複数のレシーバーにバランスよく投げ分けています。

 ペイトンはレイダーズ戦の前にインタビューを受け、「プレー前には、もっと妙案がないか常に考える」とコメントしています。その判断が素晴らしいのです。もともとオーディブルを多用するQBでしたが、今季は一段と磨きがかかった感じです。

 頭書の様に、既にコルツ時代に4度のMVPに輝き、現代最高のQBとの評価をほしいままにしていたペイトン・マニングですが、今季緒戦の7TDパスや、開幕3試合で12TDパスというNFL新記録は、コルツ時代のペイトン自身を超える記録なのです。
 最高のQBが進化を続けているという点が、最も素晴らしいことなのでしょう。

 レイダーズ戦では、デメアリアス・トーマス、ウェス・ウェルカー、エリク・デッカー、ジュリアス・トーマスの4人のワイドレシーバーWRに、変幻自在のパスを投げ分けました。レシーバーのすぐ隣に、レイダーズのコーナーバックCBやラインバッカーLBといった守備プレーヤーが居ても、味方のWRはキャッチできるが、相手プレーヤーは触ることが出来ない位置に、パスを通します。10ヤード20ヤード先のターゲットに向かって、10㎝ひょっとすると1㎝単位で投げ分けることが出来るのではないかと思わせる高精度でした。パスの軌道・スピードも、もちろん完璧でした。

 ゲームの後半には、パス攻撃に対するレイダーズ守備陣の反則が目立ちました。守備プレーヤーは、少しでも相手のレシーバーをフリーにすると「ペイトンのパスが必ず決まってしまう」という恐怖から、反則を犯してしまうと解説されていました。世界最高レベルのNFL守備プレーヤーをそうした心境に追い込む、怖ろしいQBです。

 WRのウェス・ウェルカーは、NFL屈指のWRですが、今季ペイトリオッツからブロンコスに移籍して来ました。つまり、長い間トム・ブレイディのパスを受けていたプレーヤーが、今季からペイトン・マニングのパスを受けることになったのです。

 トム・ブレイディとペイトン・マニングは、現在のNFLを代表するQBの双璧です。ウェス・ウェルカー選手に、「ペイトンとブレイディのどちらのパスの方が上か」聴いてみたいものです。NFLそしてアメリカのプロスポーツのことですから、そのヒヤリングは、遠くない将来に実現するとは思いますが。

 進化を続け、記録ずくめのキャリアを展開するペイトン・マニングですが、スーパーボール制覇だけは、まだ1度だけです。歴代最多4度のシーズンMVPを獲得しながら、スーパーボール制覇が1度というのもバランスが悪い?ので、今シーズンのデンバー・ブロンコスには是非スーパーボールを制覇してもらいたいものです。
 シーズン開幕早々にも拘わらず、現在のデンバーのプレー振りには、その勢いを感じます。
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進化するペイトン・マニング   デンバー・ブロンコス好調  
Comment
95
その通りになりましたね。
デンバーブロンコスを応援しています。

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