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HOME   »   サッカー  »  [ワールドカップ2014] 出場国枠の配分
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 2013年11月21日、2014年のFIFAワールドカップWCブラジル大会の予選が全て終了し、出場32カ国が決定しました。我らが日本代表も名を連ねています。

 最後に出場を決めたのはウルグアイでした。南米予選で5位となり、大陸間プレーオフに臨み、アジア予選5番目のヨルダンと対戦、ホーム&アウェイ方式2ゲームで5-0として、勝ち上がりました。
 大陸間プレーオフは、もう1マッチありました。こちらは、北中米予選で4位のメキシコが、オセアニア代表のニュージーランドを同9-3で下して、本大会に進みました。

 2つの大陸間プレーオフは、結果から見て片方のチームが圧勝しました。およそ、WC出場権を争うギリギリの勝負にはなっていない感じでした。

 こうなると、WCの大陸別の出場枠数配分が適正なのかと考えてしまいます。

 2014年ブラジル大会の配分は、ヨーロッパ13、南米4.5+1(開催国ブラジル)、北中米3.5、アフリカ5、アジア4.5、オセアニア0.5の計32となっています。
 この内、0.5枠がある大陸同士で大陸間プレーオフが行われるのです。

 ワールドカップが、世界最強の国(および地域)代表チームを決めるものだとして、出場する32カ国も「実力上位32カ国」であるべきだという考え方を取るとすれば、この大陸間プレーオフの結果を見る限り、予選方法等を見直す必要があるということになります。

 アジア5番目の国ヨルダンより、南米5位のウルグアイの方が、実力的に相当上位にあるのですから、例えば、南米枠を4.5から5.5あるいは6.5に増やし、アジア枠を4.5から3.5あるいは2.5に減らすといった調整が必要ということになります。

 そもそも、大陸毎に出場枠を振り分けるという方法自体を見直すことも考えられます。
 予選の段階から、世界中の参加国を31のグループにくじ引き等の方法でグループ分けして、それぞれのグループで1位の国31チームと前回優勝国の32チームで本大会を行う形です。
 くじ引きに付いてはFIFAランキング等を活用して、可能な限り公平に行う形とします。

 しかし、現実にはこうした見直しは容易なことではないでしょう。

 各大陸には当該大陸のサッカー協会が存在していて、自らの大陸の出場枠を1つでも増やそうと努力を続けているからです。その大陸における「サッカー競技振興」や協会の収入増(協会主催ゲームを増やすこと)のためには、WC代表枠は1つでも多い方が良いからです。
 また、FIFAとしても、ヨーロッパと南米以外の地域にサッカー競技を普及させるという大目標があり、「世界中の大陸から代表が集まっている」方が「ワールドカップ」という名に相応しいとも考えるでしょう。

 昔は、ヨーロッパ代表の国々と南米代表(含むメキシコ)の国々が4年に一度集まって「世界一」を決めていたのがFIFAワールドカップでした。
 そして、開催地もヨーロッパと南米が交互でしたし、優勝国も1度の例外(1958年スウェーデン大会のブラジル優勝)を除いては、ヨーロッパ開催の時はヨーロッパの国、南米開催の時には南米の国だったのです。

 その原則が変更されたのは、1994年アメリカ大会からでした。アメリカ大会以降、WCは日韓、南アフリカと、定期的にヨーロッパ・南米以外の地域で開催されるようになり、1998年のフランス大会から出場枠が24から32に増やされ、アジアやアフリカ地域の出場枠が増え続けました。サッカー競技が、真にワールドスポーツとなる過程であったということでしょうか。

 毎度のこととはいえ、今回の欧州予選でもスウェーデン、ウクライナ、デンマーク、オーストリア、アイルランド、ハンガリー、スロベニアといった実力十分のチームが本大会に出場できませんでした。
 真の世界一決定戦構築に向けて、見直すべき点はいくつもありそうです。
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